こんな富士山見たことない!野口絵子も大感動!富士山ビューの特等席、初夏の大平山(山梨県)
気軽に登れる山=低山には心動かされる魅力がいっぱい。
今回山に登るのは大学に通いながら国内外の山で清掃活動なども行っている登山家の野口絵子さん。やってきたのは山梨県山中湖の北岸にそびえる大平山。標高は1,296m。富士山が最も美しく見える山の一つとして知られています。

まずは、花の都公園のバス停から公園の中を歩いて登山口へと向かいます。この時点ですでに均整の取れた美しい富士山の姿が見えています。撮影の時期(6月中旬)はネモフィラがちょうど見頃を迎え、澄んだ青い色の花が絨毯を敷き詰めたように一面に広がっています。最近、写真撮影にハマっているという野口さん、さっそく持参したカメラでパチリ。今回の登山は富士山の写真を撮るのも目的の一つだとのこと。どんな写真が撮れるか、楽しみですね。

木漏れ日の降り注ぐ林道に入ってほどなく、何かが撮影隊の目の前を横切ります。「鹿です!鹿が出迎えてくれました」と野口さん。大自然に囲まれていることを実感しながらさらに先へ進みます。別荘地を抜けていよいよ本格的に登山道へ。始まりは階段から。「この階段が疲れるんですよねぇ。でも、最初は階段から始まるんですよ、どの山も」とぼやく野口さん。「ヒマラヤとかに登る野口さんでも疲れるんですか?」と尋ねるスタッフに「それは疲れますよ、人間なんで」と照れ笑い。でも疲れたその先に何倍もの感動が待っているのが山の醍醐味、ですよね?

長い階段道がひと段落して、縦走ルートの1つ目のポイント、長池山の山頂に到着です。すでに雄大な富士山の姿が見え隠れしていますが、さらなる絶景を目指して第2のポイント飯盛山の山頂、そして大平山へと歩みを進めます。飯盛山で小休止した後は、足元が階段道から山道へと変わります。高い木々の間を縫って続く狭い溝のような道を辿ること1時間弱、目の前にはまた階段道が現れて、山頂までのラストスパートを予感させます。果たして、登り切った先には今日一番の富士山の姿が!大平山の山頂は360°遮るものがなく、ぐるっと一周、壮大な景色が見渡せます。眼下には山中湖の水面が銀色に輝き、その向こうにはまるで絵に描いたかのような雄大な富士山。「これまでいろんな富士山に登ってきましたけど一番じゃないかな?想像の20倍良かったです」と大満足の野口さん、この後は頂きメシが待っていますよ。


今回の頂きメシは山梨名物「ほうとう」。このために調理器具を背負ってきた野口さん、さっそく調理開始です。用意したのは「黄金ほうとう」。郷土料理の大会「ほうとう味比べ大会」で3連覇した名品で、野菜から肉、麺、隠し味に鮑の肝を使ったスープの素まで、全ての材料がセットになっていて、鍋で煮込むだけで名店の味が楽しめる逸品です。これぞ山のご飯、「頂きメシ、いただきます!」


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