俺を殺しにやって来るあの男は警察関係者!? どこか近くに潜んでいる…『週刊ラノベアニメ』第8話
気鋭のライトノベル作家とイラストレーターがタッグを組む、1話5分×4連作のショートアニメプロジェクト『週刊ラノベアニメ』。登場人物たちの強い想いが描かれた、第8話のハイライトをご紹介!
■本を糸口に心の距離が近づく? マリー・アントワネットとクールな弟王子
オタク女子が転生してヴェルサイユ宮殿に嫁いだ『マリー・アントワネットに転生したので全力でギロチンを回避します』。祝賀会で王子3人に歌ってもらうため、スタニスラス(CV:大塚剛央)と親しくなろうとするマリー(CV:ファイルーズあい)は彼の部屋へ。
読書中だったスタニスラス。マリーが「そちらの本は?」と尋ねると、「百科全集の5巻です」との答えが。
「辞書や事典も読んでみるといろいろ発見があって面白いですものね!」と笑顔のマリーに、スタニスラスは意外そうな表情を浮かべて「姉上は読書がお好きですか?」と聞く。
「行ったことのない遠い国や遥か昔の人々のことを本で知るのは楽しいし、人生を豊かにしてくれますもの」とマリーは笑顔。小説に評論に戯曲にと、バリエーション豊かな蔵書を「素晴らしいコレクションですね」と褒められ、まんざらでもなさそうなスタニスラス。
マリーは「本に詳しいスタニスラス様を見込んでご相談したいことがあるのです」と切り出し……。
【TVer】「スタニスラス様ってなんでもお出来になるんですね」と言うマリーに、スタニスラス王子が見せた初めての顔とは。さらに、夫ルイは複雑そうな表情を浮かべ…?
■主人公を殺す男は警察関係者……“名前トラップ”を乗り越えて小町を味方につけたい!
長月達平が原作を手掛け、千種みのりがキャラクターデザインを務める『Jack the Reaper』。8話の冒頭で
「これまで4人の警察官が殺されていて、その容疑者があなたということになっています」
と女性警官の小町(CV:本渡楓)に告げられ、主人公の「俺」(CV:石川界人)は驚愕する。
「署内は今すごいバタバタしてますよ。身内が殺されて、しかも容疑者も身内なんですから」
俺は、自分を殺しに来る黒い男も警察内部の人間だと確信。 (殺された警察官の復讐が目的か? それとも、あいつが事件の真犯人? あいつはどこか近いところに潜んでいる――)
敵が警察内部にいるならなおさらこの娘に協力してもらいたい、と考えた俺は「小町!俺と協力して――」と切り出すも、「私の名前、ちゃんと呼んでください」と言われてしまう。
(どんな話の流れでもこの名前トラップ出てくるじゃん!)
「いつもの呼び方」にこだわる小町には、ある理由があった――。
【TVer】「分かったよ。いつも通り呼んでやる!君の名前はズバリ――」とポーズを作る俺は、小町の苗字を正しく言うことができるのか!?
■これからは自分を甘やかしていいんだ。主人公の言葉に心動かされ……
日向夏が原作を手掛け、桶乃かもくがキャラクターデザインを務める『ファムファタル育成計画』。8話で、ダイエットの味方をもう一人GETできるか⁉ 友人の鈴木(CV:白井悠介)に勧められてスイミングスクールを訪れた祐樹(CV:山下大輝)は、施設内で父親と電話中の元野球部員・鏡基之(CV:熊谷健太郎)を発見。
背後から近づいた祐樹は、電話越しに「こんにちは!鏡くんのお父さんですよね」と話しかける。さらに「鏡くんの足の怪我について、靴紐が切られていた話は聞きましたか?!」と告げ――。
去ろうとした鏡を、祐樹は右膝が震える状態で追いかける。すると鏡は祐樹の足元にかがんで、応急処置を施し……。
【TVer】「これからは自分に甘くしていいんだ」と告げる祐樹に、「無理やり俺を仲間に引き入れようとしているだろ」とお見通しの鏡。やがて鏡からは意外な言葉が……!
■夏の大三角の下、告げる想いで何かが変わった? 次に2人を待つものは――
二語十が原作・シリーズ構成・脚本を務め、tanuのキャラクターデザインでおくる『傷心タイムリープ』第8話は、若菜(CV:高柳知葉)と和瀬(CV:坂田将吾)が夏の大三角を見上げて話をする場面からスタート。
「ごめん和瀬。私、今から少し嫌なこと言うかも」と切り出した若菜。
一つのものに固執したくない、怪我した以上は陸上もやめるという和瀬に、「それじゃあ、一生大事なものを作れないんじゃない?」「一番がなければ、二番も三番も何もなくなっちゃう」と告げる。
拳を握りしめ、「そんなことは分かってるんだ」と言う和瀬は、「今の親父を見てると、その方がマシだと思ってしまう」と本音を明かし……。
若菜「このままお父さんに自分のやりたいことを曲げられちゃう人生でいいの?」
和瀬「……言ってくれるな」
「最後にこれだけ」と口を開いた若菜は、和瀬にある想いをぶつける――。
【TVer】「あんたが白旗あげるまで、ずっと一緒にいてあげる」。そう告げた若菜だが、それはすべて“後付け”。光に包まれた若菜の本音は? その先で2人を待っていたのは――?
ショートアニメ4本が連続で展開される『週刊ラノベアニメ』は、ABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネット『ANiMAZiNG!!!』枠にて放送。TVerでも無料配信。
なお、この『週刊ラノベアニメ』第8話は、8月30日深夜に放送された。