「涙がブワッ」「物語のクライマックス感」夏の甲子園初V沖縄尚学2年生Wエース・新垣有絃投手&末吉良丞投手の“名場面バトンタッチ”

8月5日から開幕した夏の甲子園(第107回全国高等学校野球選手権大会)の優勝校が、沖縄代表・沖縄尚学に決まった。決勝の息の詰まる攻防で名門・日大三(西東京)を振り切った、沖縄尚学の2年生Wエース・新垣有絃投手と末吉良丞投手に、多くの高校野球ファンが感動で震えた。

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8月23日の夏の甲子園決勝には、4万5600人もの観客が詰めかけた。多くの観客の視線を浴びながら先発マウンドに上がったのは、新垣有絃投手だ。新垣投手は、危機的状況でも冷静だった。初回に日大三へ先制を許したが、その後は無失点を続ける。4回裏には満塁のピンチを切り抜け、今大会唯一2本塁打を記録した日大三の2年生4番・田中諒選手をすべてフライで打ち取った。

そんな新垣投手に代わって、プロも注目する末吉良丞投手が、8回裏2アウト1塁の場面でついに登板! 交代の瞬間は2人とも笑顔だった。マウンドを託された末吉投手は、これまでの奮闘を称えるかのように、そして「任せておけ!」と言わんばかりに新垣投手の背を叩き、この回に日大三へ得点を許さなかった。

しかし末吉投手は、沖縄尚学が2点リードする9回裏にエラーで1・3塁のピンチに……。一発出れば逆転されるかもしれない危機的状況だったが、末吉投手は仲間たちとともにダブルプレーでしのぎ、沖縄尚学は日大三に3対1で勝って、全国3396チームの頂点に立った!

沖縄尚学が夏の甲子園で優勝するのは今回が初めて。沖縄尚学ナインは、優勝投手となった末吉投手に抱き着いて大喜びし、同校側のアルプススタンドやパブリックビューイング会場は、歓喜の指笛と拍手でお祭り騒ぎに。戦後80年の節目である2025年に、沖縄尚学は多くの人々に感動を与えた。

感動的なドラマを作った中心人物・新垣投手と末吉投手に、多くの高校野球ファンが大興奮。X上は、「新垣くんから末吉くんへの流れ、まさに必勝リレー ラスボス登場感に鳥肌!」「新垣くんから末吉くんに繋がる流れ、完全に物語のクライマックス感あった」「新垣くんから末吉くんへバトンタッチ! ふたりの表情が爽やかすぎてこのシーンだけで涙がブワッ」「新垣くんと末吉くんが最後笑顔で抱き合うところで膝から崩れ落ちて泣いたよね よく頑張ったね」といった声で大盛り上がりだ。

新垣投手と末吉投手は、来年に向けてすでに気合十分。「来年も最高の景色を、次は自分たちが見せられるように頑張りたい」「まずは春に戻って来られるように、新チームで切磋琢磨して頑張っていきたい」と2人は語った。3年生になった彼ら率いる新生沖縄尚学が、再び阪神甲子園球場を沸かせ、勝利のカチャーシーを舞うことに期待したい。

なお、感動と興奮の夏の甲子園決勝戦ハイライトは、8月23日に放送された『熱闘甲子園』(ABCテレビ・テレビ朝日系列)で紹介された。

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番組情報

熱闘甲子園
8月5日(火)〜決勝戦まで連日夜放送 ※休養日除く(予定)※変更の場合あり

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