怪談といえばこの人!稲川淳二さんがゲストで登場『真夜中のカルチャーBOY』
毎週土曜日の深夜2時からお送りしている『真夜中のカルチャーBOY』。雑誌ライター・インタビュアーである鈴木淳史が音楽・映画・テレビ・演劇など、多種多様なカルチャーを独自目線で解説する当番組。
今回は、夏といえば、怪談。怪談といえば……、なゲスト稲川淳二さんがご登場。怪談の制作の話からパーソナルなお話までボリュームたっぷりなインタビューをお届け。

怪談の制作について
鈴木:毎年大変だとは思いますが今年の筆の進み具合はどうですか?
稲川:今年はいいんですよ。でも時間が足りなくて。茨城にある工房に3月半ば~5月の半ばまで工房で作業していました。はじめのうちは調子がよくないなと思っていたんですがある瞬間からよくなって。私はいろんな話の記録をとっているんですがそれがだんだんまとまってくる。今年はね、(制作した)話がすごく面白いですよ。
さらに、今年は『語り方』にも新たな挑戦をしたいと語る。
チャレンジし続けることについて
稲川:おだてられるとねなんでもやっちゃうんですよね。ファンの人がうれしそうになると色々やっちゃおうかなって。張り合いがありますよね。その張りをみなさんがくれる。よく、森林浴とか海水浴とか人の体にいいことってありますよね。私は人間浴だなと。みなさんが笑顔で「待ってました、おかえりなさい」と言われた瞬間にがんばっちゃおうかなと。あれって無性にうれしくなりますよね。それでがんばれる。歳をとっても妖怪のようなおじいさんが怪談をするのも結構面白いかなと思うんですよね。
ファンや、怪談を聴きにきてくれる人たちのおかげで、新しいことにチャレンジする力が湧いてくると話す稲川さん。
ひとつひとつの言葉選びや、語り方から稲川さんの人となりが感じられる今回のインタビュー。
他にも若手の語り部が増えてきたことについてや、工房での作業の際に感じる自然の不思議な感覚の話など、つい聴き入ってしまう稲川さんの話の続きはradikoから。

