祝!200回放送。超ビックゲスト大﨑洋さん登場!『真夜中のカルチャーBOY』
毎週土曜日の深夜2時からお送りしている『真夜中のカルチャーBOY』。雑誌ライター・インタビュアーである鈴木淳史が音楽・映画・テレビ・演劇など、多種多様なカルチャーを独自目線で解説する当番組。
7/26(土)の放送では、番組第200回放送を記念して、吉本興業株式会社元会長、万博のシニアアドバイザーなど、まさに生きる伝説的存在の大﨑洋さんが登場。実は大﨑さん、この番組の出演は三回目。今回は、自著『あの頃に戻りたい。そう思える今も人は幸せ』からいくつか話題をピックアップしつつ、大手芸能事務所のトップとして立ってきた目線からみる昨今のメディア界隈について、そして大﨑さんと切っても切れない縁を持つあの大物芸人の話まで、ご本人からしか聴けない貴重な話を赤裸々に語っていただいた。

鈴木:僕、テレビっ子なんですけど、やっぱりテレビにはまた頑張ってほしいと思ってて。大﨑さんの本にはもうテレビからは挑戦者は出てこないと書いてあるが、でもかつてポップカルチャーの主人公たちは雑誌やラジオ、テレビから生まれムーヴメントを生み出してきたとも書いてあって。テレビはオワコンとかオールドメディアとか言われていることについて第一線にいた大崎さんはどう思っていますか?
大﨑:テレビはバラエティだろうがドラマだろうが、どこか今を切り取ったジャーナリズムの精神でやらないとあかんのにそこがどうも薄れてきているのがひとつ。それから新しいメディアが出てきたっていうのと、デジタル化に対応できていない、というのが僕の一個人の意見。
(中略)
やっぱり新しいメディアができたら中身も新しいコンテンツを作らないといけない。本来はそういう風にできているはず。インターネットが普及して、サブスクやSNSが発展していくなかでそれらに対応した新しいコンテンツを作らないといけないのに、テレビ局やラジオ局はそれができてない。メインストリームを持っているから。そこにチャレンジ精神がなくなってだんだん大変になってきた。そこを取り入れることが大事。取り入れやすいのはラジオ局だと思う。
と真剣に語りつつ、なので僕の番組をください、とお茶目なボケも一言添えた。
そのほか、島田紳助さんの話やダウンタウンの話など、他では絶対に聴けない話はradikoから!

