福戸あやアナ 「実は・・・人前で話すのも苦手なんです」
ABC朝日放送に2022年入社して、その年の7月からは『甲子園への道』、その年の秋からは『おはよう朝日です』を担当と1年目から活躍している福戸あやアナウンサー。今年も4年連続で『甲子園への道』を担当する福戸アナに、普段からアナウンサー取材を多く担当するライター鈴木淳史がインタビュー! 後編では、アナウンサーになってみて感じていることなどを語ってもらった。

―前編でも語っていただきましたが、兵庫県西脇市出身で地元愛が強いですから、慶應大学に進学し、湘南での生活はどうでしたか?
湘南大好きで最高でした! でも、それは山に囲まれた場所で育ってきたので、その反動で海がある街が嬉しかったんです。家族で山に登ったり、竹やぶに秘密基地を作ったり、すすきで遊ぶという生活をずっとしてきましたから、海の虜になりました。もちろん故郷への愛は変わらないですけど、湘南も大好きになったので、将来、家族を持つようになったり、老後を過ごす時とか、いつかは住んでみたいですね。湘南の海と空気が大好きなんです。故郷も大好きなので、二拠点生活もありかもしれませんね!
――ホームシックがあったりしましたか?
最初は関東に住むので、家族と離れ離れですから、寂しいと思っていたんですけど、いざ湘南での生活が始まると楽しくて、ついつい家にも連絡しなくて! お母さんは連絡を欲しがっていましたね(笑)。
―それは地元にですか?
地元と湘南の両方ですね。(ABC朝日放送がある)大阪に就職したことを『地元で良かったね!』と言ってもらったりするんですが、かなり地元からは遠いので、結構新しい生活なんですよ。地元にいた時も大阪は数回くらいしか来たことが無かったので。でも、湘南にいた頃よりは、同じ関西ではありますから、圧倒的に実家へと帰る機会は増えましたね。最近は母にもよく連絡を取っています(笑)。
【福戸あやアナ インタビュー前編 「染まりました!」慶應義塾大学湘南キャンパスで過ごした日々】

―湘南にいた頃はお母さんに連絡してなかったんですもんね(笑)。でも、湘南の生活を気に入っていたわけですから、東京での就職を考えたりはしませんでしたか?
丸の内OLに憧れもあって(笑)、東京での就職も考えていました。アナウンサーは小学生のころからの夢でしたが生活をする上での時間とかを考えると、違うのかなとも考えたんです。でも、挑戦すらせずに別の就職をしたらきっと後悔するだろうと思い、ABCを受けました。
―実際、憧れのアナウンサーになられていかがですか?
実は人前に出るのが苦手で、話すのも苦手でなので、難しくて。でも、アナウンサーにならなければ経験できなかったことをたくさん経験できていますし、とても楽しいです。ずっと走っている印象ですね。
―高校生の時に甲子園で高校野球大会の司会を担当されたりしていたので、人前で話すのが苦手というのは意外だなと驚いています。
あくまで高校球児の晴れの舞台を声でサポートするという捉え方だったので。それで言うと、アナウンサーの仕事もサポートするということなんですけど、仕事になると難しさは日々感じています。でも、チャレンジできて良かったですし、しっかりと出来るまでやってみようと思っています!
―前編でのトータスさんのお話から湘南のお話を踏まえた上で、アナウンサーのお仕事の話までたっぷりと聴けて良かったです。
学生時代を湘南で過ごしたので今はサーフィンが大好きです!宮崎や種子島、静岡などいろんな海に行きますし、この間はプエルトリコでカリブの波に乗ってきました!まだまだ下手なので、いつかかっこよく乗りこなせるようになりたいです!。サーフィンをされているトータスさんとは、いつかそんなお話もできようなお仕事でご一緒してみたいです!

【福戸あやアナの主な出演番組】
TV「おはよう朝日です」「甲子園への道」
ラジオ「ティモンディの夢中全開。応援団」
(取材・文/鈴木淳史)
鈴木淳史(すずき・あつし)
1978年生まれ。雑誌ライター・インタビュアー。ABCラジオ『真夜中のカルチャーBOY』(毎週土曜深夜2時~3時)ラジオパーソナリティ担当。雑誌『Quick Japan』『Meets』など執筆担当。
