福戸あやアナ  「染まりました!」慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスで過ごした日々

ABCテレビに2022年入社して、その年の7月からは『甲子園への道』、その年の秋からは『おはよう朝日です』を担当と1年目から活躍している福戸あやアナウンサー。今年も4年連続で『甲子園への道』を担当する福戸アナに、普段からアナウンサー取材を多く担当するライター鈴木淳史が甲子園の想い出などを聴いてみた! こよなく自然を愛する彼女からは、地元の西脇や学生時代を過ごした湘南まで幅広い話が飛び出す!

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―福戸さんは兵庫県西脇市出身なんですよね。ウルフルズのトータス松本さんも同じ出身で、同じ中学出身だとも聴いたのですが。

そうなんです! 家も1㎞圏内かなと(笑)。地元のお祭りにも来てくださって、餅を撒いてくれていました! トータスさんの親戚の子は中学のバレーボール部の後輩でした。お会いしたことがないので、1回お会いしたいですし、何かご一緒できたら嬉しいです!

―地元の餅文化は凄いですね! アナウンサーに興味を持たれたのも、その頃からだったんですよね?

最初は小学生の時に漠然とですね。特にこれといったきっかけはないのですが、テレビを観ていて格好いいなと思っていました。

―そう想われたアナウンサーの方はおられましたか?

NHKの高瀬耕造アナウンサーが西脇生まれで、よく小さな頃から話をきいていたんです。中学生の時、お盆で帰省されていた高瀬さんのところに押しかけて、サインをもらって写真も撮ってもらいました。今も大切にしています!!

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―トータスさんといい、高瀬アナウンサーといい、地元愛を凄く感じるエピソードですよね! 高校では放送部に入部されていますが、それはアナウンサーになりたいということが理由だったのですか?

アナウンサーになりたいというよりは、甲子園(全国高等学校野球選手権大会)の開会式で司会をしてみたかったんです。それもテレビで観て憧れて、3年生で選ばれたときはとても嬉しかったです。第一声はひとりしかできないので、その第一声が担当でき夢がひとつ叶いましたね。

―それは相当練習をしっかりしないと選ばれないですよね。

今思うと高校生レベルではありますけど、しっかり練習はしましたね。

学校は、1学年9クラスあって300人以上はいました。今は制服もブレザーでローファーもOKですけど、私の時は校則も厳しかったです。セーラー服に白ソックス、白スニーカーでしたけど、その白スニーカーもロゴやラインすら入っちゃダメで。髪の毛も肩にかかるとダメとか、スカートの長さも決まっていましたね。でも、それはそれで楽しかったです。家からも1時間半かかるので、家を毎朝6時10分には出ていましたね。ラッシュの時間でも1時間に1本しか電車がなく、中々不便でした。

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―今までの話を聴くと、物凄く地元愛を感じているんですが、大学は慶応義塾大学で関東の学校に進学にされました。関西から関東への引っ越しという抵抗はなかったですか?

それが抵抗は全然なくて。元々、東京に行きたいとも思っていたんです。キャンパスは湘南だったんですけど。

―慶應義塾大学で湘南がキャンパスということは、SFC(湘南藤沢キャンパス)ですよね!?

そうです! SFCに染まりました(笑)。七里ヶ浜など湘南の海沿いを歩いていると、海パン姿の男性がサーフボートを積んで自転車に乗っていたり、ボード片手に歩くサーファーたちがたくさんいたりして、その光景が本当に素敵でした!私もサーフィンやってみよう!ってそのときに思いました!

―あれだけ地元愛を語っていたのに(笑)。

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【福戸あやアナ インタビュー後編 「実は、人前で話すのも苦手なんです・・・」】

【福戸あやアナの主な出演番組】

TV「おはよう朝日です」「甲子園への道」

ラジオ「ティモンディの夢中全開。応援団」

(取材・文/鈴木淳史)

鈴木淳史(すずき・あつし)

1978年生まれ。雑誌ライター・インタビュアー。ABCラジオ『真夜中のカルチャーBOY』(毎週土曜深夜2時~3時)ラジオパーソナリティ担当。雑誌『Quick Japan』『Meets』など執筆担当。

番組情報

おはよう朝日です
毎週(月)~(金)あさ5:00~8:00

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