美少年が3人も! 乙女ゲ大好き女子がマリー・アントワネットに転生するとこうなりました!? #転生アントワネット
実力派ライトノベル作家と人気イラストレーターがタッグを組んだ1話5分のオリジナルストーリーを4作品連続で放送するショートアニメプロジェクト『週刊ラノベアニメ』。トリを飾るのは、原作・脚本を『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』などでも知られる天野頌子が手掛け、藤真拓哉のキャラクターデザインでおくる『マリー・アントワネットに転生したので全力でギロチンを回避します』。
アイドル育成乙女ゲームをこよなく愛する現代のオタク女子が、18世紀フランスのマリー・アントワネットに転生! フランス革命で処刑されてしまう未来を変えるため、オタク知識を生かして奮闘する王宮コメディだ。
藤真拓哉の描く、美少女アントワネットとタイプの異なる王族イケメンたちのビジュアルは眼福のひと言。さらに、ヒロインのCVを務めるファイルーズあいの、テンション高めなモノローグも聴きどころ。テンプレてんこもりの展開でスタートした1話から、今後のストーリーが楽しみになる1作だ。
現実なんて、推しの妄想のただの通過点―――。
交通事故に遭ったオタク女子は、そんなモノローグとともに、18世紀のフランス・パリへ。
目を覚ますと、フランス王太子を名乗る美青年ルイ(CV:増田俊樹)が心配そうに主人公を見つめていた。自分は14歳でフランス王家に嫁いだオーストリア皇女マリー・アントワネットで、結婚式の最中に倒れたのだという。
「これ、完全に異世界転生じゃん! しかも歴史の教科書でギロチン処刑って書いてある人に転生なんて、運営の嫌がらせかよ!?」
「いや、Cは絶対バッドエンド一直線だからやめとこう」
「ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ…!」
これは夢であってほしいと願うマリーだが、夢ではないらしい。歴史の大事件のど真ん中にいることを自覚する。しかも、自分が持っている知識は漫画とアニメとゲームの断片だけ。
「でも、待てよ。現代の知識で革命阻止できるかも!?」
「パンが無ければケーキを食べればいいじゃないって、実は言ってないってネットで見たし…」
しかしスマホも手元になく、AIに聞いたところでギロチン回避の方法なんて分かるはずもない。頭をかかえるマリーのもとに……。
王弟のスタニスラス(CV:大塚剛央)とシャルル(CV: 土岐隼一)が現れた。
「うわぁ美少年が3人も?! まるで乙女ゲームのハーレムルートじゃん!」
「ちょっと待って。私攻略対象多すぎて混乱中! どっちに進めばいいの!?」
結婚式に戻るよう促されるが、状況がまるで理解できず、「頭が痛いので」と拒否しようとするマリー。だが、王弟スタニスラスから二国間の取り決めによる重要な婚姻であることを告げられ……。
「ただのオタク女子の私が、まさか本当に、あの有名なマリー・アントワネットになってしまったの――!?」
マリー(に転生したオタク女子)は、ギロチンを回避できるルートを見つけ出せるのか?
前世の知識を駆使して、ヒロインが編み出す奥の手とは!?
本作のほか、アニメ4本が連続で展開される『週刊ラノベアニメ』は、ABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネット『ANiMAZiNG!!!』枠にて放送。TVerでも無料配信。「タテドラ」、「Renta!」、「million」などショートドラマプラットフォームでは縦型アニメーションとして配信中。
なお、この『マリー・アントワネットに転生したので全力でギロチンを回避します』第1話は7月12日深夜に放送された。