映画『国宝』大ヒットのワケ。映画評論家森川みどりが熱く語る!
毎週金曜日12時から放送の『兵動大樹のほわ~とエエ感じ。』。兵動大樹と宇野ひろみが、最近気になる情報をほわ~っと届ける当番組。
7/11(金)は、映画評論家の森川みどりさんをお呼びして、今話題沸騰の映画『国宝』について熱く語っていただきました。

―――『国宝』あらすじ
任侠の生まれながらも歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道を歩むことになった主人公喜久雄(吉沢亮)と、歌舞伎役者の息子として生まれた俊介(横浜流星)。主人公の喜久雄を軸に、才能と血筋に翻弄されながらも歌舞伎の世界で芸を磨く壮絶な人生を描いた3時間に及ぶ超大作。
この映画は当たらない。そう思っていた理由とは……?
兵動:大ヒット中の映画『国宝』ですけども。
森川:大ヒットなんですけど、公開が6月6日で。この話をまだ映画を観る前に聴いたときに「当たらへんな」と思ったんです。失礼ながら。なぜかと言うと、吉沢亮さん、横浜流星さん、大人気です。だから絶対ファンは観に行きます。ただ、このファン層と歌舞伎っていうのが合致するのかなって。
兵動:内容がね。
森川:だからそこがひとつの大きなネックやなと思ってたんです。公開しました1週目、最初の3日間、1位になるかな~無理やろな~っと思ってたらやっぱり1位にならなかったんです。1位リロアンドスティッチ、2位ミッションインポッシブル、で(国宝は)3位だったんです。ところが金土日、終わって次の週。もうチケット取れないんです。もう全然取れないんですよ、梅田で。
兵動:もうその段階で口コミで面白いぞ!ってSNSでなって、みんなが行きだしてんねや!
禁断の世界、歌舞伎を描く
兵動:歌舞伎の、ちょっと禁断ではないけども、そこに切り込んだって言うことで。
森川:そうなんです。
宇野:だってその所作一つにしてもね、歌舞伎の世界をちょっとでも描こうというものなら、知ってる人からしたら違うやんってツッコミ入りそうじゃないですか?
森川:ところがね、私がびっくりしたんは、この二人が……。

森川さんが驚いた理由とは?続きはradikoタイムフリーで!

