予算1万円で格安ローカルグルメから“神の手”に抱かれる天空の絶景まで! 旅行のスペシャリスト・大木優紀さんが案内するベトナムのビーチリゾート・ダナンの旅
7月3日に再開したベトナム航空・関空―ダナンの直行便でおよそ5時間――夏休みにオススメの「ベトナム」へのお得な旅を前・後編に分けてご紹介! 前編では、ベトナムの中心の街で、何十キロと続く白い砂浜が魅力のビーチリゾート「ダナン」の人気スポットを巡ります。
リポーターは今回が初の海外ロケとなる中村想人アナウンサー(ABCテレビ)。しかし、ひとりでは心許ないということで、助っ人として登場してくれるのは、令和トラベルの旅行アプリ「NEWT」のリサーチ統括を担当する大木優紀さん。ご存じ、元テレビ朝日アナウンサーの大木さんがベトナムの最新注目スポットを案内してくれました。
旅の予算は180万ドン。日本円にして1万円ほどで街を楽しみ尽くす、題して「ダナン満喫!1日1万円の旅」がスタート! 最初に向かったのは、ダナン市民の台所「ハン市場」。地元の人はもちろん観光客も訪れる、活気あふれるマーケットです。
中村アナがさっそく購入したのは、大好物というマンゴー。その場でカットしてくれるサービスつきで1個なんと2万ドン(約110円)という超リーズナブル価格! お値段に興奮しつつ口に運ぶと…「甘い。文句なし…というか最高!」とそのおいしさにゴキゲンです。
そして、値段交渉ができるのも市場の魅力! 中村アナが日本へのお土産用に目を付けたのは10袋入り50万ドン(約3000円)のドライマンゴー。お店の人との交渉した結果、なんと32万ドン(約1920円)でゲットすることができました。
続いてやって来たのは、ダナンで若者に人気のオシャレなカフェ「リプライ1988」。おいしいベトナムコーヒーを楽しみ、創業から30年以上、屋台で営業を続ける名店「バインミー・バーラン」でベトナムのサンドイッチ・バインミーを味わった2人は、「ここはハズせない」と大木さんがイチオシするスポットへ。
【動画】香草、ネギ、豚や牛のハムなど8種の具材を詰め込んだボリューム満点のスペシャルバインミーが3万ドン(約180円)と、ベトナムグルメはコスパも最強!
ダナン市内から車で約40分、さらに世界最長という全長5772メートルのロープウェイに乗ること20分。到着したのは、標高1487メートルの山の上にある天空のテーマパーク「サンワールド・バーナーヒルズ」。入場料は95万ドン(約5700円)と、予算180万ドンの半分をここで一気に使うことになりますが、それだけ見る価値アリ!のスポットです。
パーク内に広がるのは、ヨーロッパの町並みを再現したフレンチ・ヴィレッジなど、ベトナムとは思えない空間。ここにあるビールの醸造所で作ったビールを飲めるなど、ベトナムにいながらヨーロッパの楽しさも味わえます。
そして、パークきっての映えスポットが「ゴールデン・ブリッジ」。全長150メートルの黄金の橋を、まるで“神の手”のような巨大な手が支える光景は圧巻!これが「バーナーヒルズ」を一躍人気観光地にしました。
ところが、この日はあいにくの悪天候。降りしきる雨と強い風にあおられ、立っているのがやっとの状態ではありましたが、間近で見る“神の手”のド迫力には「指でかっ!太っ!」と中村アナも感激しきりでした。
再びダナンの町に戻った2人は、ローカル感あふれる地元の人気店「コム・ガー・アー・ハイ」へ。お店で一番の人気メニューというコム・ガー・クアイは、植物で赤く色づけしたライスに、ローストチキンを添えたダナンの名物グルメ。お値段は6万ドン(約360円)で、チリソースで味変しながら食べるのがダナン流です。
ここまでのダナン滞在費は、食事やレジャーなど全部ひっくるめて158万ドン(約9480円)。翌朝、余ったお金で1時間15万ドン(約900円)のビーチアクティビティも体験した中村アナは「食もよし、見るモノもよし、感じるのもよし。何もかもが想像を超えてくる。これがダナンですね!」と大満足でした。
お得な夏休み旅、ベトナム・ダナン編は6月23日(月)放送の『newsおかえり』(ABCテレビ 毎週月曜〜金曜午後3:40〜)で紹介しました。
