USJから快適クルーズで万博会場へ! 音が静かな“水素で動く船”の操舵室はガラス張り!?

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万博会場へ運航!“水素で動く船”(『newsおかえり』2025年4月11日放送)では、万博会場への足として注目を浴びる“次世代の旅客船”を、おなじみの島田大記者(ABCテレビ)が体験した。

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大阪のユニバーサルシティポートから大阪・関西万博の会場である夢洲までを繋ぐ「まほろば」は、全長およそ30メートル、2階建てで最大150人を乗せることができる旅客船。この船の燃料は「水素」だ。

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手がけたのは、大阪市に本社があり、ガスなどを製造・販売する「岩谷産業」。80年以上前から水素の可能性に目をつけ、研究・開発を重ねてきた“水素事業のリーディングカンパニー”が完成させた“水素で動く船”は、およそ130キロの水素が搭載でき、水素と酸素で作った電気で走るため、二酸化炭素を一切排出しないという。

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旅客船としての運行は世界初となる「まほろば」。一般的なディーゼル船に比べて「音が静か」なのがこの船の大きな特徴だ。船室の中にいるときはもちろん、外に出ても音はほとんど聞こえず、耳に入ってくるのは波の音だけ。そのうえ揺れも少なく、「乗り心地はバツグン」と島田記者。

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さらに、操舵室がガラス張りになっているため、操縦の様子が目の前で見られるのもうれしいポイント。島田記者は「子どもたちが見たら、船を運転している気分でわくわくすると思う!」と目を輝かせる。

下船後、「こんなに静かで揺れが少ない船は初めて乗った」「船に乗っているというか、海に自分が浮かんでいる感じ」と興奮さめやらぬ島田記者。未来を先取りした国内初の水素旅客船「まほろば」は、万博の会期中、大人3000円、子ども1500円(いずれも片道料金)で乗ることができる。

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お腹いっぱいの幸せを“学生街の人情食堂”(『newsおかえり』2024年6月24日放送)では、人情に厚い“名物ママ”が切り盛りする学生街の人気食堂に密着した。

京都市伏見区の龍谷大学・深草キャンパスのそばにある食堂「てっぱん」。「学生さんが困ってるんやったら助けたい」と話す店主の松吉晃美さん(67)は「龍大のママ」と呼ばれる名物店主だ。

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店のメニューは、どれもボリューム満点で激安。ご飯およそ800gのデカ盛りオムライスは600円、トッピングもおかわりも自由のカレーは700円とただでさえ安いのに、“学生料金”ではここからそれぞれ100円引きとさらに安くなる。

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「(商売として)やっていけますか?」と取材班も思わず心配してしまう利益度外視の価格設定。「やっていこうと思ったら、やっていけるんちゃいますか?」と笑い飛ばす晃美さんの根底にあるのは、子ども時代の“空腹”の記憶だ。

生後まもなく実母が姿を消し、育ての親のもとで大きくなった晃美さん。暮らしは楽ではなく、ひもじい思いをすることもしばしばだっただけに「お腹いっぱい食べたら“なんという幸せ”と思った」という。そんな経験があるからこそ、お金のない学生たちに「お腹いっぱい」の幸せを味わってもらいたいのだ。

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龍谷大の学生たちはもちろん、外国人も社会人も晃美さん手作りの家庭料理とやさしい人柄を慕って「てっぱん」にやってくる。お腹を空かせたお客さんたちのため、「やっぱり“やる”と思ったからには最後まで。“とことん”になるまで“命ある限り”」と龍大のママは今日も走り続ける。

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ABCテレビの夕方のニュース『newsおかえり』で過去に放送された特集企画と、YouTube公式チャンネル『ABCテレビニュース』の特集動画から選りすぐりの作品をお届けする番組『newsおかえり&YouTube傑作選』。6月30日(月)は「万博会場へ運航!“水素で動く船”」と「お腹いっぱいの幸せを“学生街の人情食堂”」の2本を放送しました。

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