一面ピンク色の絶景に山下舞弓が大感動!〜初夏の横根山(栃木県)でいただく鹿沼の新名物とは?
気軽に登れる山=低山には心動かされる魅力がいっぱい。
今回山に登るのはモデル・登山系You Tuberとして活躍する山下舞弓さん。やってきたのは栃木県鹿沼市にそびえる横根山。ツツジの名所として親しまれています。標高は1,372.8mとそれなりの高さがありますが、中腹の高原までは車で登ってくることができるので、子供連れのハイカーも多く訪れる易しい山です。

高原から少し下って中腹の展望台へ向かう登山道から撮影はスタートです。よく整備された遊歩道をのんびり歩いて行くと30分ほどで「象の鼻展望台」が見えてきました。前日光県立自然公園の全体が見渡せるこの展望台からは、日本100名山に数えられる有名な山々を望むことができます。


登ってみたい山をたくさん眺めて既にハイテンションの山下さん、ここで、この先のロングハイクに備えて少し早めの休憩タイム。取り出したおやつはその名も「鹿沼土」⁉︎園芸でよく使われるクリーム色の粒状の土で、鉢植えの根もとなどに敷かれているアレ、、、に似せたお菓子なのです。見れば見るほど鹿沼の特産品「鹿沼土」にそっくり!その正体はアーモンド風味のクッキー。面白いお土産として観光客にも大人気なんだそう。


さて、いよいよ山下さん待望のツツジの群生地、井戸湿原へ。例年5月中旬から下旬にかけて花が見頃を迎えるとのこと、果たして今回は・・・色の違う3種類のツツジが同時に咲き乱れ、見事にピンクのグラデーションを織りなしていました!湿原に設けられた木道をのんびり進み景色を堪能したあとは、その木々の下、ツツジのトンネルをくぐる山道へと向かいます。そこを抜けると、通ってきた湿原を眼下に一望できる休憩ポイントが。目の前に広がっているのはまさにピンク色の絨毯。この時期にこの場所を訪れた人だけが味わえる至福のひとときでした。


ほどなくして山頂に到着、いつもよりは楽な登山でしたがそれでもお腹はすきます。お待ちかねの「頂きメシ」の時間です。今回用意したのは「かぬまシウマイ」。栃木県といえば宇都宮の餃子が有名ですが、実はここ鹿沼では「シウマイ」を使ってまちおこしに取り組んでいるのです。あの「崎陽軒」の初代社長の野並茂吉氏の出身地がここ鹿沼市だったことにちなみ、地元商工会が中心となって進めてきました。今では鹿沼市内50軒以上の店舗で「かぬまシウマイ」を提供しているのだとか。
ではさっそく調理開始!万能調理器具メスティンを使って蒸していきます。山では残飯類はもちろん、余ったお湯や調味料を捨てるのもマナー違反。なので、蒸した時に残ったお湯は乾燥わかめと鶏ガラだしを加えて中華スープに。ただ登るだけじゃなく、こんな楽しみがあるのが低山の魅力。今回も「頂きメシ、いただきました!」。



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