『ポツンと一軒家』20歳差婚して夫の両親と同居!高級ブランド和牛の畜産農家夫婦「話が合わないことはよくある」けど…
岐阜県の山奥には、高級ブランド和牛・飛騨牛の牛舎と、その畜産農家の一軒家がポツンと並んで佇んでいる。この“ポツンと一軒家”で暮らしているのは、両親と長男夫婦、その子どもたちの3世代6人だ。実は、長男夫婦の年齢差は20歳! 2人の馴れ初めと、今後の夢とは……?
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一家は大きな牛舎で、110頭ほどの飛騨牛を飼育している。実は79歳の家主には、並々ならぬ苦労があった。借金に苦しんだ彼は、工場で夜勤をしながら、妻と協力してなんとか畜産業を継続。40年前に始めた飛騨牛の繁殖が成功したことで、一時は5~6千万円もあった借金を完済した。現在は、長男夫婦に家業を引き継いでもらい、一緒に牛の世話をしながらポツンと一軒家で暮らしている。
長男は53歳、その妻は33歳で、2人には6歳の長男と4歳の長女がいる。酪農家の祖父をもつ妻は、もともと牛が大好き。農業系の大学を卒業した後に、酪農と和牛繁殖を行う農家に就職し、そこへ人工授精師としてやってきた現在の夫と出会ったそうだ。
当時妻は夫のことを、「自分の知らないことをいっぱい知っているし、カッコイイ」と思い、従業員たちに彼のカッコよさをアピールしたという。対する夫は、「みんなに(妻を)勧められたけど、歳が離れているし、本気になって『違いますよ』と言われるのは嫌だったけど……」と思いつつも妻と交流を深め、結婚に至ったのだとか。
年齢が20歳も離れているために、夫婦は「話が合わないことはよくある」という。しかし、夫は妻の「牛のことをよくわかっている」ところに安心感を抱き、「うちに来て『(想像していたのは)こんなところじゃなかった』と逃げて帰るような娘ではない」と彼女を信頼している。対する妻も、実際に結婚してみて生活に大満足。「義父母もすごく優しいし、地域の人も温かいし、ここに来て良かった」と、にこやかに明かした。
そんな長男夫婦には、それぞれ将来への展望がある。長男の夢は、父親が品評会で獲得した、最優秀賞を自分も獲ること。世代交代したばかりで気合十分の長男は「一回くらい一番を獲ってみたい!」と熱く語った。対する彼の妻は「賞を獲れなくても、食べていければいいかな」と優しく、「家族揃って賑やかに、いつまでも食べれればいいな」と、ささやかながらも幸せな夢を明かした。
なお、飛騨牛の畜産農家と、一家が暮らす2世帯住宅は、5月18日に放送されたバラエティ番組『ポツンと一軒家』で紹介された。
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