誰もがうらやむ絶世の美女である長女が、実の母親の暗殺を企てていた……!?　アニメ『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』（ABCテレビ、以下『キミ戦』）SeasonⅡ第6話で、女王襲撃事件が発生。事件には、女王の長女が関わっていて……!?

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アニメ『キミ戦』は、超大国「帝国」軍の剣士イスカ（CV：小林裕介）と、星霊使いたちの国「ネビュリス皇庁」の王女「アリス」ことアリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス9世（CV：雨宮天）が中心人物。戦場で出会った敵国同士の2人が惹かれ合っていく姿を描く。4月12日深夜からABCテレビにて、同アニメのSeasonⅡの放送が始まった。

第6話（5月17日深夜放送）で、ネビュリス皇庁の王宮が帝国軍に攻撃された。王宮の中には、アリスの母であるネビュリス皇庁現女王ミラベア・ルゥ・ネビュリス8世（CV：久川綾）がいる。そのためアリスは、急いで王宮へ向かった。

アリスの妹シスベル・ルゥ・ネビュリス9世（CV：和氣あず未）も続こうとしたが、一番上の姉イリーティア・ルゥ・ネビュリス9世（CV：沢城みゆき）の牽制で動けない……。イリーティアの意味深長な発言から、彼女が帝国軍を利用した女王暗殺計画に関係しているとシスベルは思い、「あなたは、母国を裏切ろうというのですか!?」と絶望した。

イリーティアといえば、教養や品格、社交性などを備えた絶世の美女。一見すると次期女王に相応しいが、星霊の力が非常に弱い。そんなイリーティアは、国中が大混乱の中、1人で王宮を眺めながら、「アリス、シスベル、お母様。あなたたちは強大な星霊に恵まれ、ただそれだけで称えられてきた」と呟いた。そして、「理解できないでしょう、生まれながらの弱者の心など」と、自身の劣等感を吐露した。

さらにイリーティアは、「あなたたちの不幸は、星霊が強すぎたこと。それでは何も変わりませんわ。星霊使いの楽園など、泡沫（うたかた）の幻想にすぎないのだから」と続けた。彼女の目の前には、炎に包まれた王宮がある。その中にはミラベアがいるが、イリーティアはただ静かに微笑むだけだった……。

なお、イリーティアの企ての様子は5月17日アニメ『キミ戦』で放送された。

王家の陰謀が渦巻くストーリーが衝撃的なアニメ『キミ戦』。同アニメは、著：細音啓、イラスト：猫鍋蒼のライトノベルが原作だ。アニメ『キミ戦』のSeasonⅡは、ABCテレビにて毎週土曜深夜2時30分より放送している。