日本百名山を制覇した美女登山家が低山の魅力を再発見〜山中に砂漠が?堂山(滋賀県)のご褒美メシは絶品パスタ!

気軽に登れる山=低山には気軽に楽しめる様々な魅力が満載。

ロシア出身のモデルで登山系YouTuberの安涼奈(アリョーナ)さん。現在は日本で会社員としても働きながら登山を続けています。日本百名山制覇をはじめ、これまでに五百座以上の山に登ってきた安涼奈さん、今回は滋賀県の堂山へやって来ました。湖南アルプスに連なる山のひとつで、標高わずか384mの低山ながら、渡渉(としょう)やレトロな堰堤(えんてい)、沢歩きに岩登りと、ワクワクが満載の山なんです!山頂からは琵琶湖から比叡山まで見渡すことができるそうですよ。楽しみですね。

©️スカイA
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今回は、いきなりの渡渉(川を渡る)からスタート!よく整備された山道を進むと見えて来たのは迎不動堰堤。堰堤とは水を溜めたり、土砂の流出を防ぐために作られた小型のダムのような建造物。実はこの堂山、昔から寺社を建てるためにたくさんの木が切り出されてしまい、それによって土砂災害がたびたび起こっていたといいます。そのため砂防堰堤が数多く築かれてきたのです。まるで古代遺跡を思わせるようなそのデザインにテンション高めの安涼奈さん。

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木立の間を進み幾つかの沢を渡っていよいよ本格的な登山になってきましたよ。と、安涼奈さん、何かの花を指差して「ロシア語でフィアールカって言うんだけど、ド忘れして日本語が出てこない〜何だっけ?」って、撮影スタッフを振り返ってます。日本語が堪能な彼女にしては珍しいシーンが撮れました!答えは「スミレ」でした。 さあ、どんどん登っていきますよ。そして目に前に現れたのはこの日2つ目の堰堤。「鎧堰堤」は明治22年にオランダ人技術者の指導のもとで完成しました。こちらも映画のワンシーンに出てくる古代遺跡っぽさがハンパないです!そして、その堰堤によって堰き止められた砂地の上に出るとそこはまるで山の中の砂漠。なんとも不思議な光景が広がっていました。

©️スカイA
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いよいよ頂上が見えて来ましたよ。ここからは花崗岩と真砂土の、足元の悪い道が続きます。滑らないように気をつけながらラストスパートです。そして、山頂に到着!遠くに比叡山、琵琶湖を望む360度の絶景が待っていました。風も気持ちいい〜!

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さて、お待ちかねの「頂きメシ」は地元食材を使ったパスタ料理。今回はショートパスタのペンネを用意。合わせるのは琵琶湖名物のスジエビを使った濃厚クリームソースに、地元産のルッコラ、ミディトマト、アスパラ。こんなの美味しい予感しかしないよ〜!手際よく炒めて和えてあっという間に完成です。絶景に囲まれていただく絶品山ごはん、登って来た甲斐がありましたね、安涼奈さん。お疲れ様でした!

©️スカイA
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