涙腺崩壊 『探偵!ナイトスクープ』90歳祖父、溺愛中1孫に「おじいちゃんは、いつか死んでいく」 厳しくも優しい人生哲学
“大のおじいちゃん子”な中学1年生の男子が、バラエティ番組『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)に依頼者として登場。愛する90歳の祖父に、感動的な誕生日プレゼントを贈った。その際に、祖父が依頼者へ泣きながら諭した、厳しくも優しい“人生哲学”に涙が止まらない…!
【動画】「僕が大人になったら、もうおじいちゃんはいないよね」 90歳祖父への愛が痛いほど伝わる、中1孫の作文にも涙、涙、涙
依頼者の祖父は90歳でも元気。しかし依頼者は、「僕と一緒にいてくれる時間は、あとどれぐらいあるのか分からない。そう考えると、怖くなって、おじいちゃんの布団にもぐりに行く」とのこと。「おじいちゃんがおらんようになったら、僕どないなるんやろう」と、今後について不安に思っている。
そんな依頼者は、『探偵!ナイトスクープ』に協力してもらい、祖父と一緒に、三重県の天然記念物に指定されている洞窟・鷲嶺の水穴へ。この水穴は、祖父が若い頃から何度も訪れ、年老いた今も行きたがっている場所。誕生日プレゼントとして、依頼者は祖父の願いを叶えたかったのだ。
鷲嶺の水穴は、山奥の急な上り坂の先にあり、健康的な成人男性でもたどり着くのはキツイ。そのため、依頼者の祖父は途中でギブアップしかけたが、多くの人々のサポートのおかげで水穴に到着! 暗闇が広がる水穴の中に、依頼者と祖父は2人きりでしばし佇んだ。
依頼者の祖父が鷲嶺の水穴に来たかったのには、理由があった。それは、大好きな孫である依頼者に、どうしても伝えたい思いがあったから。やがて祖父は、「これからの人生、暗い水穴のようなときもあるし、明るい幸福なときもある」と語り始め、泣きそうになりながら、「おじいちゃんは……いつか死んでいく……」と絞り出した。
「でも、その向こう。暗がりを乗り越えた先に、この美しい世界があんねん。だからこの水穴を、暗いときが来たら思い出して」「暗さを乗り越える力強い子どもになってください」と、涙声で続ける祖父。そして彼は「今日はビッグなプレゼント、ありがとうな」と、依頼者に感謝した。
この言葉を、依頼者は涙を拭きながら受け止め「もし、おじいちゃんがおらんくなっても、僕はさっきの(=水穴でのこと)を感じて、前向きに進んでいくよ」と宣言。そして依頼者と祖父は、泣きながら互いを強く抱きしめ合った。
祖父と孫の深すぎる愛に、スタジオ一同は感動。中でも、「めっちゃおじいちゃん子」だという局長代理のせいや(霜降り明星)は、涙が止まらなかった。なお、泣かずにいられないこのVTRは、『探偵!ナイトスクープ』5月9日放送回で紹介された。
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