葬儀になぜ参列しないの? ほんこん怒り「石破(茂)さんも行かんかい!」「だってあの人…」 ローマ教皇の死去に日本の対応は…

4月21日に、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇が死去した。フランシスコ教皇の葬儀には、世界各国の首脳が参列したが、石破茂総理はまさかの不参加……。このニュースに、タレントのほんこんが、「行かんかい!」「なんやそれ!」などと怒りをあらわにした。

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©ABCテレビ

アルゼンチン生まれのフランシスコ教皇は、2013年に中南米出身初の教皇として即位。改革派の教皇として、環境問題や貧困問題、移民問題などの解決に取り組み、日本には2019年に訪れ、核兵器廃絶を訴えた。

そんなフランシスコ教皇の葬儀が、4月26日午後5時(日本時間)に執り行われた。葬儀には、アメリカのトランプ大統領や、ウクライナのゼレンスキー大統領など、約50人の国家元首が参列した。

国際政治学者の松本佐保氏いわく、「教皇の葬儀は弔問外交の舞台」とのこと。特に今回の葬儀で注目を集めたのは、関税をはじめとする問題で世界中を騒がせているトランプ大統領の参列だ。松本氏は、「彼(=トランプ大統領)が来ることで、(フランスの)マクロン大統領とか、(イギリスの)スターマー首相とか、みなさんがいらっしゃる」「ウクライナとロシアの戦争とかも、急に止むとは思わないけど、休戦とかそういう交渉のきっかけになってほしい」と語った。

この大事な葬儀に日本からは、石破茂総理ではなく、岩屋毅外務大臣が参列した。このニュースにほんこんは、「石破さんも行かんかい!」とピシャリ。「何をしとんの!(だって)あの人……」「行かなアカンやろ!」とほんこんが主張する理由は、石破総理がキリスト教プロテスタント信者だからだ。

実は、先代のローマ教皇ヨハネ・パウロ2世の葬儀も、日本の参列者は総理ではなかった。京都大学大学院教授の藤井聡氏いわく、「外務大臣ですらなくて、前外務大臣の方が行かれた」「それも(当時)批判されていたんですよ。『日本人は、教皇というものがどれくらいのものなのか、わかってないんちゃうか』って」。さらに藤井氏は、「(今回は)誰行くんかな思ったら……。いや、岩屋さんが良い悪いじゃなくてですよ。総理が行かなアカンやろって」と続けた。

政治ジャーナリストの青山和弘氏は、「石破さんって、決まった予定とかを変えるのがすごい苦手な人なんです」とポツリ。これにスタジオ一同は、「いやいや……」「それは……」と苦笑い。中でもほんこんは、「(予定は)ランダムで入ってくるから! なんやそれ! その対応ができへんトップって!?」と思わずツッコんだ。

なお、ローマ教皇にまつわる問題は、4月26日に生放送された情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)で取り上げられた。

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