初・神奈川の『ポツンと一軒家』 35歳酪農家妻のため、家事育児を担う31歳夫。若夫婦のVTRに「大作」「志が高い」の声
バラエティ番組『ポツンと一軒家』(ABCテレビ)が、番組初となる神奈川県の“ポツンと一軒家”を大捜索! そこは一軒家ではなく、35歳の妻が31歳の夫と営む牧場の搾乳小屋だった。志の高い妻と、彼女のために家事や育児を担う夫の関係に、感動せずにはいられない……!
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酪農家の35歳妻は、神奈川県出身。「牛乳とか乳製品が好きで、乳業関係の会社に行きたい」という思いから就職活動をしている中で、“山地酪農”に魅了され、かつては岩手県の牧場に就職した。山地酪農とは、広大な放牧地に⽜たちを自由に放ち、ストレスのない環境で育った乳⽜で酪農を行うこと。岩手県で約4年半働いた彼女は、独立を目指して自ら資金を工面し、神奈川県に戻って山奥で牧場を始めたのだった。
現在はまだ珍しい山地酪農を、「日本で当たり前にしたい」という妻。「私が実際ここに来て借金もしながら始めて『やっていけるよ』っていう姿を示すことで、もっと日本の山に牛を放して山地酪農をやる人が増えたらいいな」と、彼女は夢見ている。
そんな妻の想いに共鳴した夫は、岩手県出身。大学進学を機に神奈川県へ定住し、地域活性化の活動で妻と運命的に出会い、2年半の交際を経て結婚し、長男を授かった。現在夫は、麓に借りた田んぼで米作りをしつつ、家事全般をこなし、元気いっぱいな2歳の息子の世話をし、なおかつ牧場の作業も手伝っている。
夫婦が神奈川県の山奥で牧場を始めて早6年。「今のところは概ね順調」「徐々に上手く出来るようになってきた」と、2人は手ごたえを感じている。夫婦の近々の目標は6年後の借金完済だが、それはあくまでも通過点。その後もずっとこの地を守り、自然が育むおいしい牛乳を作り続けたいという。
二人三脚で山地酪農の未来を切り拓いていく30代夫婦のVTRに、スタジオ一同は、「大作でしたね!」「素晴らしい!」「根本的に志が高い!」と感激。予備校講師でタレントの林修は特にうなり、「地域の、そしてさらに日本の牧畜の未来を変えようっていう志が(他とは)違う」「若い人が意欲的に参加することで、今元気のない地方自治体が活性化される可能性を感じました」と称賛した。
なお、スタジオ一同を感心させた30代夫婦は、3月30日に3時間スペシャルで放送された『ポツンと一軒家』(ABCテレビ)で紹介された。
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