高市早苗氏「お詫びをしなければいけない」「財務省に洗脳されて…」 生放送で本音明かす
“総理の座に最も近い女性政治家”!?、自民党の高市早苗前経済安全保障相が、生放送番組で共演者たちの直球質問に答えた。現在の自民党や、石破茂総理などに対する、彼女の率直な思いとは……?
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3月29日に生放送された情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)に、高市早苗氏が初出演。経済安全保障の解説を行ったほか、石破総理の外交や、ロシアのウクライナ侵攻についても私見を述べた。その中で、共演者たちから高市氏へいくつか質問があった。
タレントのほんこんから、「高市さんは総理になるのですか?」と投げかけられ、高市氏は、決意表明として、「今日は記念に、総裁選挙で負けた時の服を着てきました」と明かし、スタジオ一同を驚かせた。
高市氏いわく、「私は2回、総裁選挙に出ているんですね、3年半前と去年と。それは、やりたいことが山ほどあって。これとこれとこれとこれは、絶対やったるっちゅーのがあって」とのこと。「内閣総理大臣っていうのは、自衛隊の最高指揮官です。それを担うだけの、自分は気力、覚悟がある」と、力強く語った。
質問の1つには、石破総理の“10万円商品券配布問題”にまつわるものも。高市氏は、「総理大臣が商品券を配らなきゃいけない、ということは知らなかったんですけど」と切り出したかと思えば、「私の場合は心遣いとしてよく使うのは、(地元である)奈良県の高山おかきか、奈良県産の靴下……3500円とかしますけど」とニヤリ。これには、スタジオ一同が笑った。
「今の自民党についてどう思っていますか?」という質問には、「自戒を込めてお詫びをしなければいけない」と頭を下げた高市氏。「何をやりたい政党なんだか、よく分かんなくなってきている」と、彼女は本音を明かした。そして、「特に財務省に洗脳されて、お金を削ることばっかり考えとったらアカン。ホンマやったら、投資&リターン。お金を入れたら、それが儲かってですね、税率を上げんでも税収が増えて戻ってくる、こういう発想を広げられたらいいなぁと思っています私は」と、“積極財政”をカメラに向かって訴えかけた。
なお、高市早苗氏が出演した回は、3月29日の情報バラエティ番組『教えて!ニュースライブ 正義のミカタ』(ABCテレビ)で放送された。
