ふかわりょう 衝撃!実は1回も言ったことない!?『お前ん家の麦茶、薄くない?』の真相とは
一言のあるあるネタで一世を風靡したふかわりょうが、自身の代表作として流布されているネタを「1回も言ったことがない」と発言。当時、ふかわが実際に言っていた正しい言い回しを披露した。しかし山内の反応は意外なもので……!?

今年50歳にしてピン芸人No.1決定戦『R-1グランプリ』に初挑戦したふかわりょう。ふかわの代名詞ともいえるあるあるネタに話が及ぶと、「コンビニでバイトをしていて、レジでお客さんが『あ、6円あります』ってお釣りの端数を払った時の『あ、6円あります』がドーンと頭の中に入って、こういうたまに聞くフレーズを集めようかなって始めたのが今でいうあるあるネタ」と誕生のきっかけを語り始めた。

当時はあるあるネタというカテゴリーもなかったが、初めて客の前でやった時のことはよく覚えているといい、「どういう反応をするかわかんないんだけど、(あるあるネタを)6つ8つ言う中で、1個目無風、2つ目ザワザワ、3つ目からドーン、ドーン、ドーンって来て、最後もうものすごい感じで終わった時に、あ、これ、売れるな」と手応えを感じたという。

そんなふかわのあるあるネタについて、かまいたち山内は「『お前ん家の階段急だよな』とか、『お前ん家の麦茶薄いよな』とか。確かにそれを言われて面白くなるかどうかが誰もやったことない(からわからない)」と共感。しかし、ふかわが「麦茶とか『お前のカルピス薄くない?』って僕の代表作として流布されてるんだけど1回も言ったことない」と話すと、一同があ然。

坂下が「じゃあ「『お前ん家の割り箸洗ってるよな』みたいなネタは?」と問いかけると、ふかわは「まあまあそれ的なことは言ってる」と肯定。山内が「そのネタめっちゃおもろい」と反応すると、「ただ私の場合は『えっ!?割り箸も洗うの?』って(言っていた)」と回想した。

カルピスのネタについても、「『だからお前にカルピス作らせるの嫌なんだよ』っていうのが(正しい)私の(ネタ)」と誤りを正すと、山内は「でもふかわさんが言ったと言われている言い回しの方がぼくは面白かったです」と発言。

すると、ふかわは「Xでもそういう意見が多かったんですけど、そっちに行くかどうかで芸人の寿命が違うんですよ。そこに甘んじる人はたぶんそれなりのところで止まっちゃう。そこに抗って良くも悪くも自分のこだわりを維持しているかどうか(が大事)」と語ると、かまいたちは「なるほどなあ」と納得していた。

なお、このふかわりょうのエピソードは、3月26日に放送されたバラエティ番組『これ余談なんですけど・・・』(ABCテレビ)で明かされた。
