「全シリーズ中屈指の伝説的神回」と名高い、前作のあのエピソードを彷彿とさせる展開に……。強い絆で結ばれたプリキュアたちが、アニメ『魔法つかいプリキュア！！～MIRAI DAYS～』（ABCテレビ、以下『まほプリ2』）第11話で再び離れ離れになるクライマックスに、号泣せずにいられない……！

【動画】キュアミラクルたちが、前作最終フォーム“アレキサンドライトスタイル”に。強敵に立ち向かうが……!?

『まほプリ2』は、『まほプリ』（2016～2017年放送）こと『魔法つかいプリキュア！』の続編アニメ。ナシマホウ界（人間界）で大学生になった20歳の朝日奈みらい／キュアミラクル（CV：高橋李依）と、魔法界で教師になった19歳の十六夜リコ／キュアマジカル（CV：堀江由衣）が再会し、新たな強敵と戦うストーリーだ。

みらいとリコは、育ってきた環境も価値観も全く異なるが、「親友」「相棒」以上の強い絆で繋がっている。これまで2人は、手を取り合って何度も奇跡を起こし、どんなピンチも乗り越えてきた。

みらいとリコの関係を語るうえで、前作『まほプリ』第49話は外せない。最終決戦後に、2人が繋いでいた手を泣きながら離す別れのシーンや、その後数年間も2人が離れ離れだった展開、そして彼女たちの感動の再会は、放送当時に多くの視聴者に衝撃を与えた。X上は、「全シリーズ中屈指の伝説的神回」「プリキュアのエピソードで一番泣いたかもしれない」「何回見ても泣くんやが涙腺ガバガバなのか感情移入してなのか3週目でも泣く」といった声でいっぱいだった。

みらいとリコは、そんな前作の最終決戦に匹敵する危機に、今作『まほプリ2』第11話（3月22日深夜放送）で陥った。刻の魔獣・クロノウスト（CV：三木眞一郎）によって精神を過去に閉じ込められ、肉体を石像にされてしまったのだ。ほかの仲間たちや、ナシマホウ界と魔法界の人々も同様に石像化し、2つの世界は滅亡寸前に……。

過去から抜け出すには、全ての記憶を失わなければならないらしい。この絶望的な状況でも、みらいは奇跡を信じた。たとえ記憶を失ったとしても、離れ離れになっても、自分たちはあのときと同じように再会し、思い出し、再び手を取って笑い合えるというのだ。

「大丈夫だよね……」と、ちょっぴり不安になったみらいに、「何よ今更。『また会える。忘れない』って言ったの、みらいでしょ」と勇気づけるリコ。その後も2人は、「魔法界とナシマホウ界が離れても、バラバラになっても会えたんだし」「うん、だよね。私たち、また繋がれたんだもんね」と言葉を交わし、やがて繋いでいた手を放して光になって消えた……。

シリーズを通して「手を繋ぐ」ことの大切さを謡ってきた『まほプリ』。だからこそ、みらいとリコの手が再び離れてしまう別れのシーンが、より胸に突き刺さる。はたして彼女たちは、前作のように再会できるのか？　涙なしには見られない『まほプリ2』（ABCテレビ）は、3月22日（土）深夜2時よりANiMAZiNG!!!枠にて放送された。

【動画】『まほプリ』（2016～2017年放送）のセレクションをTVerで配信中