井内悠陽 戦隊ヒーロー時代、苦手な舞台あいさつでとった驚きの行動とは・・・!? ブンレッドの次は「柴犬」役!?
こんにちは!日本一陽気なオフィスレディ喜多ゆかりです。
今回は、イケメン若手俳優ユニット「WAVE」のメンバーが健気な犬系男子を演じ、強気女子を癒すハートフルドラマ『犬系男子』(ABCテレビ3月22日(土)深夜1時 TVer、ABEMAで見逃し配信)に出演する井内悠陽さんへのインタビュー前編です。
『爆上戦隊ブンブンジャー』ブンレッドの思い出や、中学時代に週一回夜行バスで東京に通ったわけなど『犬系男子』で柴犬を演じる井内さんの素のかわいさ爆上げです。

――ドラマ「犬系男子」の企画を初めて聞いたときは、どう思いましたか?
「犬系男子」って、今SNSなどでも流行りの言葉だと思いますが、それがドラマになるって、どんな色の作品になるのだろうというドキドキ感がありました。
台本を初めて読んだ時に「本当に犬なんだ」って思いました(笑)。 まずびっくりしたのが、名前です。今回、名字が全員、犬種に纏わる名前になっているんです。ツンデレとか甘えたとか犬の性格を役柄で表現するだけかなと思っていたのですが、本当に名前も犬でした。
――井内さんは、柴犬なんですよね?ちなみに何犬だと思われてましたか?
想像していた犬は、ハスキーです。あと、サモエドも好きとよく言っているのでどちらかになるかな、と思っていたら全然違う柴犬でした(笑)。でも、周りに聞いたらすごく合っていると言われます。

――柴犬って、賢く勇敢で忠誠心があるらしいのですが?
当てはまっています!・・・って言いたいですが、そうでありたいなと思っています。
それこそ去年1年間、『爆上戦隊ブンブンジャー』でブンレッド/範道大也役を演じていたので賢く勇敢でありたいですね。ヒーローとして過ごした期間は、本当にかけがえのない時間でした。まだ20歳ですけど、これからの人生で絶対忘れることのない1年だったなと感じています。
とにかく、初めてのことが多く、大変なこともありましたが、共演者やスタッフの皆さん達から学び、教えてもらいながらの1年だったので吸収することが多く、本当に時間が一瞬で過ぎ去ってしまいました。それまで、取材なども全然受けたことがなかったので・・・
――何か失敗してしまったとか?
いろいろありますね(笑)。舞台挨拶やイベントなどでは、僕が最後の締めを振られることが多くて。それがすごく苦手でした!
「それでは、最後に井内さんお願いします。」って言われて、「はい・・・なんていうんだっけ?」って周りに聞いちゃって。舞台挨拶でお客さんを目の前にしているのに収録と勘違いしてしまいました。収録の場合、編集で切ってもらえるので、つい素になってしまって。他にも、締めの挨拶を求められているのに「ちょっと考えます!」と言ってしまったり・・・何回かありました。

――でも、そういう飾らない感じの所は、柴犬と通ずるかも。
1年間のそういうところを見られていたのかもしれません。周りからしたら柴っぽいと思われていたのですかね。。
――あと、柴犬は古風な性格でもあるらしいですよ。
それでいうと、頑固なところは一緒かもしれないです。自分でも良くないなと思っていて、気をつけるようにはしていますが、根底に頑固な部分はありますね。
一度自分がこれって決めたら絶対にそれを突き通します。人の意見に対して共感出来たら動けるけど、それは違うなと思ったら動けない。妥協できないんですよね。例えば、中学2年生の時、俳優を目指し始めたきっかけがドラマ「デスノート」だったのですが、自分はドラマに出たいから舞台の仕事が来たとしても絶対に出ないとか、何も知らない当時は言ってました(笑)。

――ご出身は京都ですが、どうやってその俳優という夢を実現したんですか?
中学生のとき、東京で演技のレッスンを受けるために、夜行バスに乗って、京都〜東京を通いました。犬と一緒で、結構どこでも寝られるタイプなので全然苦ではありませんでした(笑)。高校3年間は、渡辺高等学院に通いお芝居を学び続け、卒業のタイミングでワタナベエンターテインメントに所属が決まり、そこからいろんなオーディションを受けるようになりました。
――上京したのはいつですか?
「爆上戦隊ブンブンジャー」への出演が決まったタイミングで上京してきました。初めての一人暮らしだったのですが、意外と寂しいという感情はあまりなく、のびのびと過ごしていますね。というのも、俳優を目指し始めたときから、ずっと東京に行きたいという気持ちが強かったので、「やっと、東京でお芝居できるんだ!頑張っていくぞ。」という思いの方が強かったです。撮影で忙しかったというのもあると思いますが、目の前にやるべきことがあるというありがたい状況でしたので、寂しさを感じる暇もなかったです。
――関西弁が全然出ないですね。
人の方言につられやすくて、中学のときテニス部に福岡から引っ越してきた友人がいて、そのときは博多弁になりました(笑)。去年1年間は、関西弁を話す方が少なかったので、標準語になりましたね。
――関西の友人から、「東京弁喋ってるやん。」って言われませんか?
言われます(笑)。でも、その友人が関西弁だったら、そのときは関西弁に戻るんです。

――一人暮らしは、炊事洗濯、全部自分ですよね?
もう、それが大変でした。家事も得意ではないので、料理もほぼしていないですね。鶏胸肉か蕎麦を茹でるぐらいしかできないんです。でも、基本的に家では、あまりカロリー摂取をしないように気をつけています。
――スタイル維持のためですか?
いや、実はラーメンが大好きなんです。外でラーメンを食べるために、家ではカロリーを抑えて、外で好きなものを食べる。家に炊飯器もなくて・・・という話を以前インタビューで応えたら、心配した母からちょっといいお蕎麦が送られてきました(笑)。
【井内悠陽インタビュー後編 俳優人生を変えた! 「自己解放」の授業で、全員がサルになる!?】

『ショートドラマSP 犬系男子』は、ABCテレビにて3月22日(土)深夜1時放送。放送終了後、TVer、ABEMAで見逃し配信。
▼筆者プロフィール 喜多ゆかり 元ABCテレビアナウンサー。現在は“日本一陽気なオフィスレディ”として取材・インタビューなども執筆。
