ヒロド歩美　フリーアナウンサーになった本当の理由とは

2025.03.20

こんにちは！日本一陽気なオフィスレディ喜多ゆかりです。

今回は、『芸能人格付けチェックBASIC　春の3時間スペシャル』（ABCテレビ・テレビ朝日系列　3月22日(土) よる6時56分 TVer、ABEMAで見逃し配信）で12年アシスタントを務めるヒロド歩美アナウンサーにインタビュー！

なぜ、フリーになったのか？フリーになってお給料は上がったのか？ヒロドアナの衣装はなぜ白黒が多いのかなど、1回目の今回はヒロドアナの秘密に迫ってみました。

――フリーになってもうすぐ2年ですね。元々、ABCアナウンサーのときからフリーになりたい気持ちはあったんですか？

これは本当に思っていなかったです。ありがたいことに、ABCアナウンサーのときから東京でも『格付け』や『サンデーLIVE！！』などのお仕事をさせていただいていたので東京に行きたいという憧れなどはありませんでした。

きっかけは高校野球です。取材できる時間は勤務時間の関係から限られていて、フリーになる3年ぐらい前から自分の中で課題になっていたんです。もちろんABCとしては、社員の身体のことも考え、これ以上働かせられないというのはわかっているんです。でも、すべて取材に行きたいのに、「ここの宿舎取材行っちゃ駄目なんですか！？」という葛藤の日々でした。

――24時間働き続けるわけにもいかないですもんね？

そうです。でも、そうしたら「どの宿舎行く？」と選ぶことになる。それは高校野球を取材させてもらう者として違うなって思うんです。視聴者が「あの高校の宿舎見たいのに」という思いがあったとき、私の勤務時間が理由で行けなかったというのは本当に悔しくて。

――入社したときは、全然高校野球に詳しくなかったですよね？

優勝旗が何色かも答えられないレベルでした。入社前に内定者研修というのがあって、入社の前年度の甲子園に行かせてもらいました。2013年は、優勝が前橋育英でした。

球場の中に入った瞬間のあのアルプススタンドの一体感にもうめちゃくちゃ魅了されてしまって。恋愛で「ビビッときた！」とかは全然経験ないのですが、高校野球に初めてフォーリンラブしてしまって「何これ・・・」って。

――入社してからは、アルプスリポートもやりますよね。

アルプスはたまらないですよね。でも、私も新人だったので、そのときのリポートを見返したらとんでもないものばっかりだと思います。アルプスリポートのネタは自分で探して、しゃべる内容も自分で考えます。幸運にも選手のお父さんを見つけて、「5回表くらいに応援席の一番前あたりにきてください」と約束して別れ、５回表になってもインタビューするはずのお父さんが来なくて、「すみません！●●くんのお父さんいますかー！？」「今、トイレ行ってますよ。」って。そうしたら、中継席から「もう中継来るよっ」と呼びかけられ、もう毎回バタバタでした。

――フリーになって華やかな生活を送ってますか（笑）？

いや、もう自炊も全然しなくなってしまって、外食も『報道ステーション』が夜なので行けないです。もちろんたまにスタッフといったりもしますが、仕事終わりは、夜11時を過ぎているので、普通の人脈を広げたくてもなかなか広がっていません。

（引用：本人Instagram）

――お給料は、上がりましたよね？

そうですね（笑）。上がることはあがりました。お洋服に関して言うと、今まではとにかく大事なのは枚数となっていたのが質を選ぶようになりました。『報道ステーション』のスタジオは衣装で、ロケは自前なんです。

――ヒロドさんの衣装って、基本白黒が多いですよね？女性アナウンサーは、カラフルな衣装を着ることが多いので、それを覆したイメージがあります。

実は、白黒になったきっかけも高校野球なんです。基本的に『熱闘甲子園』は白黒または紺なんです。というのも、衣装に色を入れると学校の色になってしまったりするんです。例えば、金足農業は紫がチームカラーなので、そのときに衣装が紫だったら金足農業を応援しているとなりますし、青い衣装を着ていたら「近江高校だ」となるので、もう白黒でいくと決めました。そうなると、だんだん白と黒が好きになっていって、私服も白黒ばかりになりました。