『キングオブコント２０１７』で準優勝を果たしたお笑いコンビの格差にア然……！ 会社員として安定収入を確保しつつ、ネタ作りやエッセイ執筆など日々努力し続ける女芸人。一方、「２０１７年が地獄の始まりでした」と語る男性芸人は、次第に本性が明らかになり……。

『キングオブコント２０１７』で準優勝したお笑いコンビとは、にゃんこスターのこと。にゃんこスターと言えば、なわとびネタで一躍大ブレイク。昨年、アンゴラ村長が出したデジタル写真集は発売後1か月で1万ダウンロードを突破する大ヒットを記録。一方、スーパー3助については、ウエストランド井口から「荻窪のガールズバーでティッシュ配りをしている」という情報が寄せられていた。そんな格差コンビの1日に密着すると・・・

朝8時。アンゴラ村長が向かったのは、都内にあるＩＴ系企業。芸人生活の不安を支えるため、入社から8年たった今も会社員を続け、個人のTikTokフォロワー数が約４０万人という実績を買われ、会社でもＳＮＳ担当として活躍している。この日はテレビ埼玉でレギュラー番組の収録があるため、１２時に退勤。このほか、地元である埼玉県本庄市の広報観光大使の仕事などもしているという。

一方、「最近寒いので寝たり起きたりしている」というスーパー3助への密着は、午後４時からスタート。アルバイト前のルーティンとして青汁ヨーグルトを食べる3助。腸を整えるため毎日やっているという。５時半になると、もう一つのルーティンである銭湯へ。心と身体を清め出てくると、「最高っすね。もう帰りたいです」と呟く。そして取材スタッフに「ロケ車？」と尋ねる3助に、スタジオから「ロケ車乗っていこうとしてる」「クソ野郎が」との声が飛び交った。

午後７時。帰宅するとすぐにパソコンに向かうアンゴラ村長。以前やっていたエッセイの仕事が楽しかったため、今も週１でnoteに文章をあげ、エッセイや記事が書けることをアピールしているという。深夜１２時には先輩芸人とのネタ会議。「３助さんがしてくるアドバイスにははっきり違うと思う時がある。一緒にZoomしてくれる方のほうが信頼できる」と語る。

午後８時。「本邦初披露ですよ、本当に誰にもバレたくなくてやったのに」と言いながら、アルバイトに向かう３助。バイト先は女性キャストと芸人が在籍するちょっと変わったバー。出勤後、店長に指示されて外に出ると、「寒いっす、最悪だわ」とぼやく。お客さんがいない時は外でティッシュ配りをしている。その後、店に戻って接客するも、女性キャストが目当てのお客さんから「どうしていいかわかんねぇ」と言われる始末だ。

深夜１２時。バイトを終えた３助は、帰り道で缶ビールを購入。見守る出演者から「ホントにノンフィクション」との声があがる。３助は「かまいたちと一緒に出たキングオブコント２０１７年がピークっすね。地獄の始まりでしたよ逆に。楽しかったことは１個もないです」と芸人生活を振り返り、「でもいつかはかまいたちと対等に喋れる空間にいて、番組終わりに『ちょっと飯行こうよ』っていう感じになったら、それこそ幸せなのかもしれないですね」と語った。

なお、にゃんこスターの現在に密着したこの映像は、３月５日に放送されたバラエティ番組『これ余談なんですけど・・・』(ABCテレビ)で公開された。