「手応えしかなかった!」 キングオブコント王者・ラブレターズが米挑戦で感じた可能性

ラブレターズの溜口佑太朗と塚本直毅が2月26日に配信されたABCラジオPodcast「こたけ正義感の聞けば無罪」で、アメリカ・シカゴで開催したコント公演について語った。

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ラブレターズは、元ゾフィー・上田航平らとお笑いユニット「Tokyo Sketchers」を結成し、昨年12月にアメリカ・シカゴで全編英語のコントライブを実施した。

パーソナリティのこたけ正義感は「アメリカ公演も僕、見させていただいて。キングオブコント(の決勝)に行く前から、アメリカ決まってたじゃないですか?優勝したらどうするみたいな話もされてたんですか?」と質問。

溜口佑太朗は「優勝したらどうするみたいな話はしてなかったね。優勝するなんて、1ミリも思ってなかったから」と答えた。

昨年の春頃には、アメリカ公演の話が上がっていたという。発案者でもある上田は「キングオブコントで優勝したらどうするの?」と心配していたそうだが、ラブレターズの二人は優勝しないことを前提に話を進めていたとのこと。

実際には、キングオブコントの17代目王者となったラブレターズ。仕事のオファーが舞い込んできているにも関わらず、アメリカに挑戦する姿勢をこたけは称賛した。しかし、優勝直後の渡米に所属事務所は頭を抱えていたようで、特番の仕事を8本断ることになった。

Tokyo Sketchersのアメリカ公演は大成功。再び開催するという話も出ているようだ。

「手応えしかなかったからね!」と溜口。ユニットでのコントだけでなく、ラブレターズは昨年のキングオブコントのネタを披露したという。引きこもりの息子の様子について、どんぐりから想像する夫婦を描いたコント「光」。

塚本直毅は「引きこもりの子のポケットからどんぐり出てきて、外出てるのかな?みたいな設定だけど、向こうで家の中からどんぐり出てきたら、『あれ?もしかして、リスがいるのか?』ってなるらしい」と話した。

アメリカ公演では、ネタの直前にリスの話ではないことと、アメリカには存在しない「引きこもり」という文化を説明する時間を設けた。

笑いの箇所などは日本と同様だったようで、塚本は「どんぐりがバーンってぶちまけた瞬間とか、『フ~』とかなって」と振り返った。ネタ終了後、暗転して演者らでどんぐりを拾っていると、テンションが上がった観客がステージに登り、一緒にどんぐりを拾ってくれたという。

溜口は「(公演前は)アメリカってこうだろうなって思って、ネタ選びとかも上田くんとかみんなでやってたけども、『関係ないね』みたいな」「『このネタもいけんじゃん』ってところで、もっとやりたいってなって」と語り、日本でウケるものはアメリカでも通用すると感じたようだ。

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賞レース用のネタに抱く“むず痒さ”や出待ちのおじさんに言われた印象的な言葉などについても語っている。

ABCラジオPodcast「こたけ正義感の聞けば無罪」で無料配信中。

次回の配信は、3月5日。そちらもお楽しみに!

【番組概要】
■ABCラジオPodcast「こたけ正義感の聞けば無罪」
■配信時間:毎週水曜日20時頃
■配信場所:各種Podcastで配信
■パーソナリティ:こたけ正義感
■メールアドレス:muzai@abc1008.com
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