「ポツンと一軒家」岡山県82歳の家主 中学を卒業した後に、養子であることを聞かされ・・・ 1歳で実の父を亡くすも愛情を注いでくれた亡き養父

まるでドラマのような人生…岡山県のポツンと一軒家で出会ったのは、亡き父(享年104)が愛情を注いで育てた息子(82)のかけがえのない人生ストーリー。

3月2日(日)の「ポツンと一軒家」は岡山県、木々に埋もれるように建つポツンと一軒家を発見! 衛星写真では一軒家へと続く道が確認できないほど深い山奥のよう。捜索隊が向かった最寄りの集落はすでに山あい。そこには、お屋敷のような立派な家が立ち並んでいた。集落へと入り、軒先で作業中の男性を見つけると、さっそく衛星写真を確認してもらうことに。

©️ABCテレビ

その男性(77)は一軒家に心当たりがあるようだが、ご主人は数年前に他界されたそう。ただ「今は息子さんが帰ってくることもあると思うんですが…」と、家は息子さんの手で管理されているらしいとのこと。「一軒家までの山道はかなり狭くて険しいので、普通車ではまず無理ですね。途中からは歩いていくことになります…」とかなり困難な道のりのようだ。そんな中、男性は親切にも「途中までご案内しますよ」と名乗りを上げてくれた。

集落を後にして山へと向かうトンネルを越えると、そこから先は男性が先導する軽トラックでさえギリギリ通れるような細い山道が続いている。さらに道が険しく、細くなったところで、軽トラックが停車。男性は「ここから1キロほど進んだ先です」と語りつつ、なんと一軒家まで徒歩で案内を続けてくれることに! 険しい急坂が続く山道に、「登り坂がキツくて…息が上がります」と、捜索隊にとってはもはや登山。そんな険しい山道を徒歩で登り切った先、立派な石垣の上に建つ一軒家がついに姿を現した…!

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今は亡きご主人の息子さんに連絡を取り、後日改めてこの地へと訪れた捜索隊。すると、現在の一軒家の主である男性(82)が「とうとう(番組に)見つかりましたか(笑)」と笑顔で出迎えてくれた。数年前に104歳で亡くなったという父がひとりで山を切り拓き、石垣を築き上げて建てたという一軒家。男性は片道2時間の道のりを、毎週のように通い続けているのだという。

実は1歳の時に実父を亡くし、養子としてこの地へと来たという男性は、中学を卒業した後に、養子であることを聞かされたという。そして、養子として迎えてくれた両親が、愛情を注いで育ててくれたことが男性から語られて…。まるでドラマのような人生エピソードの数々に、スタジオは静かな感動に包まれていく…。

©️ABCテレビ

ABCテレビ・テレビ朝日系列で『ポツンと一軒家』は、毎週日曜ごご7時58分から放送中。TVerでも無料見逃し配信。

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