「ここまで感動したのは初めて・・」2児の母、美帆も感動した!創業200年のみかん農家を支えるベテランしらす漁師現る・・!

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4週でワンディッシュ(一皿)のおいしさのヒミツを追いかけるこの番組。

今回は俳優の白石美帆さんが日本料理とフランス料理が融合された“明石の浦サワラ 善兵衛農園の紅みかん”を味わった。白石さんが食したこの一皿に秘められたストーリーとは・・?

©️ABCテレビ

#1 神戸北野テラス

「冬と言えばみかんですよね。(みかんは)子どもも大好きなので常備している。」と語る白石さん。そんな白石さんが訪れたのは、神戸の街を一望出来る神戸市中央区のフレンチレストラン『神戸北野テラス』。みかんを使った“明石の浦サワラ 善兵衛農園の紅みかん”を食した。ソースにみかんを皮ごと使っているこの一皿。皮ごと使うことで苦みがアップし、その分みかん本来の甘みを引き立たせて、魚と合わせたときにちょうどいい酸味を感じるそう。

シェフの山口優貴さんはフランスと京都で修行を積み、日本料理とフランス料理を融合させた新たな料理の世界を切り開いている。今回の一皿には新世界を切り開くシェフの魂があった。

<紹介したお店>

神戸北野テラス

https://www.kobekitano-t.jp

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#2 善兵衛農園

前回、白石さんが食した“明石の浦サワラ 善兵衛農園の紅みかん”。味の決め手となる善兵衛農園の紅みかんをそのまま試食した白石さんは「みかんでここまで感動したの初めて」と目を見開いた。

そんな紅みかんを作っているのは、和歌山県有田郡の善兵衛農園7代目の井上信太郎さん。おいしさの秘密は太陽の光、海からの照り返しの光、石垣からの反射光の“3つの光”と明かしてくれた。この“3つの光”を使うことと、有田郡の温暖な気候と雨が少ない環境のおかげでジューシーでおいしいみかんができている。

さらに井上さんは有田みかんと町の魅力をPRするため、農園でイベントも開催。地域を盛り上げる活動にも力を入れている。

おいしい有田みかん生産の裏には地元を愛する希望の光が輝いていた。

<紹介したお店>

善兵衛農園

https://zenbeefarm.jp

©️ABCテレビ
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#3 太田養鶏場

前回白石さんが試食した善兵衛農園の紅みかん。紅みかん作り欠かせないものとは鴨のフンだった!

詳しく知るために訪れたのは有田郡湯浅町にある太田養鶏所の太田有紀さん。紀州鴨を飼育するこの施設で出る“鴨のフン”を堆肥として善兵衛農園に提供しているんだとか。「(鴨のフンは)通常であればゴミになるけれども、農園に提供することで地域の循環を大事にしたい」と想いを語ってくれた。他にも木工所から出たおがくずを活用したり、味噌作りで捨てられるはずの大豆粕と米ぬかを鴨の餌にしたりしているから驚きだ。

おいしい有田みかん生産の裏には地域の循環を想う助け合いの精神があった。

<紹介したお店>

太田養鶏場

https://kishugamo-honpo.shop-pro.jp

©️ABCテレビ

#4 大常丸

前回、鴨のフンを堆肥として使用している事が明らかになったが、今回はみかんの収穫を支える意外な助っ人が明らかに!

みかん収穫の最盛期は12月と1月の2か月間。その時に頼りになるのは、本業ではしらす漁師をしている木戸成樹さん。手伝って30年にもなるという、大ベテランで収穫手さばきもお見事!逆にしらす漁が最盛期となる春には、みかん農家の人が手伝うんだとか。「海にはしらす、山にはみかん。お互いに助け合いながら維持していけるのはとても良いこと」とみかん農家の井上さんは語る。

この一皿の向こう側には特産物を支えるコミュニティの力があった。

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ワンディッシュ(=一皿)に込められた様々な人たちの思いを深堀る『ワンディッシュ ~「おいしい」の向こう側~』は毎週日曜午後7時54分~7時58分、関西ローカルで放送中。

次回ゲストは俳優の杉浦太陽さんです!!

番組情報

ワンディッシュ ~「おいしい」の向こう側~
10月27日(日)スタート 毎週日曜 午後 7:54~7:58(関西ローカル) ※初回は午後 6:56〜7:00

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