「M-1グランプリ」全ファイナリスト ツカミが早かったランキングベスト5

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M-1グランプリ過去20回全189本のネタを徹底分析してわかった、M-1史上最速のツカミを放った漫才師トップ5が発表された。とろサーモン、ジャルジャル、麒麟らを抑え第1位に輝いたのは、2002年決勝でトップバッターを飾ったあの武闘派漫才コンビだった!

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M-1グランプリでは漫才師による様々なツカミが披露されてきた。昨年の王者、令和ロマンがファーストラウンドで放ったツカミ「終わらせよう」は、鮮烈なインパクトを与えた。今回は全ファイナリストがマイクの前に立ってから笑いが起こるまでのタイムを計測。ツカミが早かったトップ5が紹介された。

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最速ツカミランキング第5位は、2017年の決勝戦を沸かせた「とろサーモン」。ラストイヤーで決勝初進出、悲願の優勝を果たしたこの年、彼らがファーストラウンドで繰り出したツカミは、村田が「どうも今晩はとろサーモンです、お願いします」と挨拶したあと、久保田がぶっきらぼうに「僕もそうです」といい、村田が「わかっとるわ」とツッコむというもの。その速さは漫才スタートからわずか4秒だった。

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第4位は、2018年に絶大なインパクトを残した「ジャルジャル」。4度目の決勝戦進出、ラストイヤーだったこの年、ファイナルへの切符を手にしたツカミが、「どうも後藤です」(後藤)、「ジャルジャルです」(二人)の挨拶のあと、なぜか二人で「福徳です」と言い、後藤が「福徳ですって何や!?」とツッコむというもの。漫才スタートから3.18秒だった。

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第3位は、2001年の第1回大会に出場したレジェンド「麒麟」。結成わずか2年、大舞台で披露したツカミが、川島がマイクに手を回し美声で発する「麒麟です」のひと言。この低音ボイスのツカミは漫才スタートから3.02秒。ちなみに麒麟はM-1で披露した計8ネタ全てでこのツカミを披露していた。

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第2位は、昨年の大会からランクインした「真空ジェシカ」。ファーストラウンドトップバッターとなった令和ロマンくるまが放った「終わらせよう」を意識したツカミで、川北が登場するなり「終わらせましょう」と言うと、ガクが「お前には無理だろ!」とツッコんだ。これは昨年大会で最も速かったツカミで、タイムは2.13秒だった。

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M-1史上最速のツカミで第1位に輝いたのは、2002年決勝のトップバッターを飾った「ハリガネロック」。この時、ボケ担当のユウキロックがマイクの前に立つなり、サングラスを外して放ったのが、「目、離れてました〜」というツカミ。なんと漫才スタートから驚異の1.06秒。トップバッターで堂々たるツカミを披露したハリガネロックは、2014年に惜しまれつつ解散。懐かしい映像を見たかまいたちは、「目、離れてました〜。早ッ!」「お客さんの拍手が終わるのを待つとかもなく、拍手の合間に」と驚いていた。

なお、「データでみるM-1グランプリ 最速ツカミランキング」は、2月12日に放送されたバラエティ番組『これ余談なんですけど・・・』(ABCテレビ)で発表された。

番組情報

これ余談なんですけど・・・
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