M-1優勝後の目標は… 令和ロマン・くるまが語る“OWARAI”の可能性

令和ロマンの高比良くるまが12月20日に放送されたABCラジオ「それいけ!Podcast こたけ正義感の聞けば無罪」で、M-1グランプリを「卒業」してからの目標について語った。

©️ABCラジオ

2023年のM-1グランプリを優勝し、2024年のM-1グランプリでも決勝に進出している令和ロマン。

パーソナリティーのこたけ正義感が「今後はさ、賞レースももちろん今年M-1あるけど、そのうちなくなるわけじゃないですか、チャレンジするものが。そのあとは、どうしようみたいなことは考えてるの?」と尋ねた。

高比良くるまは「漫才の普及活動」と回答。

くるまは収録日の前日に先輩芸人のZAZYと会っていて、人生の目標設定などについて話し合っていたという。新書を読み漁っているZAZYから聞いた話では、巨大な目標を立てて、周囲に達成までの過程を説明し続けることで、初めての経験であっても何度か通った道を歩いているかのように脳が錯覚するとのこと。

その考えを踏まえた上で、くるまは「漫才をみんなにやってほしいのよ。世界規模で。カウンセリングみたいな形の一環として。漫才を練習することが意義があるみたいなことにしたら、より日本の漫才師の地位が上がるじゃん!」と打ち出した。

こたけも「こんまりみたいなことだ!」と納得。

くるまは、漫才を広める前の段階として「アメリカとかで『あるある』を言い合う会とかをやってほしいんですよ!」と提案。

「『家族あるある』『お父さんあるある』を言い合う。そしたら、家族のマジの問題、これ『具体』ですよね?これを話し合うとギスギスしますよね?逆に、数字。他の家族は何%がこれだからとか、貯金が何万だからっていうのは抽象的過ぎて、冷たいんですよ。その間にある、ちょっとだけ具体を抽象化したあるあるを話し合う、この行為が『OWARAI』っていうの」と説明。

「このあるあるにツッコミというのを入れると『漫才』になるんですよ!まず、あるある。あるあるの普及」「あるあるを言い合って、いいあるある出せた奴の勝ちをやって、それを世界大会みたいなやつをやりたいのよ。(秘密の)ケンミンSHOWをガチの大会みたいなフォーマットにしたほうがいいと思ってて」などと続けた。

相方の松井ケムリは「今、お前は説明することで、この道を通ったの?勝手に通んないで!」とツッコんだ。

©️ABCラジオ

仁義を通すオールドスタイルの芸人像や松井ケムリの執筆計画などについても語っている。

ABCラジオPodcast「こたけ正義感の聞けば無罪」で無料配信中。

「それいけ!Podcast こたけ正義感の聞けば無罪」は全2回の放送だが、12月25日には「こたけ正義感の聞けば無罪」の第3シーズンのPodcast配信がスタートする。そちらもお楽しみに!

【番組概要】
■ABC ラジオ「それいけ!Podcast こたけ正義感の聞けば無罪」
■放送日時:12月13日(金)・20 日(金)23時~23時30分
■パーソナリティ:こたけ正義感
■ゲスト:令和ロマン(12月20日放送分)
■メールアドレス:muzai@abc1008.com
■番組公式 X:@muzai1008

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