溝端淳平が大切な存在を明かす~いろんな言葉をいただき人生の指針に~
4週でワンディッシュ(一皿)のおいしさのヒミツを追いかけるこの番組。
今回は俳優の溝端淳平さんが絶品サツマイモスイーツを味わい、おいしさの向こう側を番組キャラクターが深堀りする。溝端さんはそのストーリーに感嘆し、自身の家族との思い出の味や、大切な存在を明かした。
#1 anu
寒くなると思い出すことは「父親がたき火で作ってくれた焼き芋」と家族との思い出の味を語る溝端さん。そんな溝端さんが食したのは、大阪市北区のレストラン「anu」のサツマイモスイーツ「夢シルクのタルト・タタン」。一口食べて「芋本来の甘味!おいしい!」と唸り、もう一口ぱくり。
シェフの門﨑太樹さんが一皿の主役に使っているのは大阪産のサツマイモ“夢シルク”。素材のパワーを最大限料理に活かしたいシェフは、隠し味や皮も含め丸ごと“夢シルク”を使って仕上げている。この一皿にはシェフのひらめきが詰まっていた。
<紹介したお店>
イノベーティブ×イタリア料理レストラン
#2 オオサカポテト
溝端さんが味わった「夢シルクのタルト・タタン」に使われていたサツマイモの“夢シルク”。作っているサツマイモ農家は大阪府八尾市、オオサカポテトの渡邊さん。渡邊さんは甘く滑らかな“夢シルク”を生産することに加え、子どもたち向けの芋ほり体験にも力を入れている。「土を触る体験を通じて、将来農業に意識が向いてくれると嬉しい」と、子どもたちの原体験になるような取り組みも積極的に行っている。
溝端さんは「僕も小学生の頃に芋ほりを体験した」「子どもたちに向けた活動をしていることが素晴らしい」と感嘆した。
<紹介したお店>
#3 shimizu garden
“夢シルク”を作るオオサカポテトの渡邊さんは、農業の全てを教わった師匠・清水信行さんの存在を明かしてくれた。清水さんから借りた畑で農業を始めた渡邊さんは、畑を借りる事だけでなく、“愛情を込めて育てる事”を教わった言う。
“師匠の教え”に触れた溝端さんは「ぼくの師匠は演出家の蜷川幸雄さん。厳しくもいろんな言葉をいただき、それが今でも指針になっている。」と語った。
#4 bamboo池田屋合同会社
“夢シルク”のおいしさのヒミツは“竹炭”!?ということで訪ねたのは、大阪府千早赤阪村で“土を良くするための竹炭”を作っている池田亮さん。池田さんによると「竹炭に繁殖する微生物のおかげで栄養価の高い土になる」とのこと。
現在、池田さんは竹の魅力を伝える活動もしており、「放置竹林が問題とされているけれども、竹の可能性は無限大で『竹財』になると思う」と力強く語った。
サーラの案内で一皿に込められたストーリーを知った溝端さんは、「最初に食べた感じよりも(ストーリーを知った今食べると)いろんな情景が思い浮かぶね。」と最初の一口よりも丁寧に「夢シルクのタルト・タタン」を堪能した。
ワンディッシュ(=一皿)に込められた様々な人たちの思いを深堀る『ワンディッシュ ~「おいしい」の向こう側~』は毎週日曜午後7時54分~7時58分、関西ローカルで放送中。
次回ゲストはロンドン五輪競泳銅メダリストの寺川綾さんです!!