『ポツンと一軒家』「15、6年前から夫婦別々で暮らしているんです・・・」妻と40キロ離れ、山仕事を営む78歳のご主人の暮らしとは!?
北海道で出会った二つのポツン・ストーリー。『ばんえい競馬』の競走馬を手掛ける牧場主の暮らし。そして所ジョージが「すごい! 愛だね!」と唸った、深い愛で繋がった夫婦の絆の物語。
15日(日)の「ポツンと一軒家2時間SP」は、北の大地・北海道の東部。あたりには建物が全くないような森の中、一本道の終点にポツンと家が建っている。そこから山を越えた場所にある最寄りの集落へと向かった捜索隊。地元住人を見つけると、さっそく声をかけて衛星写真を確認してもらうことに。集落からはかなり離れた場所にあるものの、その男性(67)は「70歳過ぎの男性が山仕事をしていらっしゃいますよ。でも日中は不在かもしれません」とかなり詳しいよう。
有力な情報を得た捜索隊は、集落を後にして一軒家を目指す。延々と続く真っすぐな広い道路から、教えてもらった山道へと入ると、そこはまるでジャングルのような景色だ。長く続く森を抜け、しばらく進むと鮮やかな青い屋根の平屋の一軒家が見えてきた。だが、この日ご主人は不在のよう。そこで、捜索隊は再度、集落で話を聞いた男性の元へ。
すると、親切にも男性は共通の知り合いで牧場を営む男性に連絡を取ってくれた。捜索隊は、直接話を聞くためにその牧場を訪ねることに。男性の自宅から2キロ以上離れた先、広大な牧場が見えてきたが、その立地はすでに“ポツンと一軒家”だ。
牧場のご主人(77)にお話を伺うと、目指すポツンと一軒家に住む男性は夜にならないと帰らないという。捜索隊はポツンと広がる牧場のご主人にお話を伺っていくことに。ご主人が手がけているのは、なんと競走馬の繁殖業だという。しかもそりをひきながら、力と速さを競う『ばんえい競馬』の競走馬。今は1頭を育てるのみというが、興味を惹かれた捜索隊はこの地での暮らしぶりに加えて『ばんえい競馬』の歴史など奥深い話を聞いていく。
自宅で採れた野菜を使った料理まで振る舞ってもらった捜索隊は、もともと目指していたポツンと一軒家へと向かうことに。昼間とは違い夜の森は景色が一変。街灯がまったくない暗闇を越え、ようやくポツンと一軒家にたどり着くと、そこでようやく帰宅したご主人(78)と対面することができた。
この地が生まれ育った生家で、かつては20軒以上の集落だったそうだが、今では山仕事を営む男性の家1軒のみとなったという。実は、40キロほど離れた集落に自宅があり、そこで奥さまが暮らしているというが、「15、6年前から夫婦別々で暮らしているんです」という。だが、捜索隊が男性の暮らしに密着していくと、そこにはスタジオで見守っていた所が思わず「すごい! 愛だね!」と唸った、深い愛で繋がった夫婦の絆の物語があった…。
ABCテレビ・テレビ朝日系列で「ポツンと一軒家」は、毎週日曜ごご7時58分から放送中。15日(日)は、ごご7時から放送。TVerでも無料見逃し配信。