【滋賀・三上山】パワースポット&天然のアクティビティが冒険心をくすぐる低山に、小田井涼平さんが登頂!
滋賀県の南部・野洲市にそびえる、標高432mの三上山(みかみやま)。関西百名山の一つで、緩やかな稜線が描く美しい姿から「近江富士」とも呼ばれ、紫式部や松尾芭蕉といった歌人にも詠まれています。登山口近くのバス停・御上神社前は、JR大阪駅から約1時間で行くことができます。山頂付近の展望台からは琵琶湖や比良の山々を望むことができるほか、パワースポットとして知られる神社も鎮座していて、道中には鎖場など自然が生み出した天然のアクティビティもあり、冒険心をくすぐるコースとなっています。そんな魅力たっぷりの三上山に、タレントの小田井涼平さんが登頂します!
初心者でも楽しめるゴツゴツした岩山に鎖場など、冒険心をくすぐる山。
山頂までの所要時間は1時間です。
バス停から、登山口へと向かう道中には滋賀県生まれの「とび太くん」(飛び出し注意の看板)があちこちに。麓に鎮座している御上神社の鳥居をくぐって登山口を目指します。御上神社は開運・悪魔祓いの神・天之御影命(あめのみかげのみこと)を祀るパワースポットとしても知られていて、鎌倉時代後期に建立したものと推定される楼門や拝殿は国指定の重要文化財に、本殿は国宝に指定されています。
また三上山にはかつて、山を七巻半するほどの大ムカデが棲んでいて、その大ムカデを弓矢の名人・俵藤太が退治したとされる伝説が残っています。俵藤太も大ムカデ退治の前にはこの御上神社をお参りしたとか。山の管理などに使われる初穂料(大人500円)を納めると、登山マップとお守りが授与されるので、安全を祈願してお参りしていざ出発!
三上山の登山ルートは3種類あり、どれも登山口から山頂までは1時間ほどで初心者も挑戦しやすいところも魅力です。今回、小田井さんが登るのは「表登山道」。最も変化に富んだルートで、露出した岩や巨岩が冒険心をくすぐります。
住宅街を抜けて見つけた登山口は、早速急な上り坂。目の前には魚釣岩がありました。琵琶湖の水位がここまであった大昔に、この岩に座って神様が釣りを楽しんだといわれている岩です。その後も岩の多い坂をしばらく登っていくと、かつてお堂があったとされる妙見堂跡に到着。1807年に三上藩藩主・遠藤氏が建立したといわれ、今でも手水や灯篭など石造りのものが残っています。
妙見堂跡からも急な登り坂が続きます。鮮やかな緑のシダが生い茂る道を進んで行くと、巨大な割岩が行く手を阻みます。最も狭い幅が約30cm。身長190cm、体重96kgの大柄な小田井さんにはかなり狭い割れ目……。「お尻が引っかかってるねんけど!」と時々、挟まりながらもなんとかクリア。岩を通り終えて、ホッとしたのか「楽しかった」と小田井さんも笑顔に。
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