「ポツンと一軒家」亡き夫が先祖から継いできた土地 広大な放牧地を体験型民宿に!?

北海道の深い山の中に広大な放牧地! 酪農業は廃業してしまったものの、今も不便な山奥にありながらも農家民宿を続ける理由とは…?

3日(日)放送の「ポツンと一軒家」、捜索隊が向かったのは北海道。どこまでも木々が立ち並ぶような一本道を抜けて最寄りの集落へ向かうと、道路わきで人だかりを発見し衛星写真を確認してもらう。

©️ABCテレビ

集落から広い国道へ出ると、住人の方から教えてもらった山道への入り口が見えてきた。これまでの道幅の広さはなくなり、一転して延々と深い森が続く荒れた道に。その先に、白い外壁の建物が見えてきた。車を降りて建物へと近づいてみると“農家民宿”の看板が。チャイムを鳴らすと69歳の女性が「本当に突然来るんですね(笑)」と笑顔で出迎えてくれた。

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ここは、亡き夫が先祖代々から継いできた土地。先代は大豆などの豆農家をしていたが山を切り拓いて酪農業に転業し、奥さまが嫁いできた50年ほど前から肉牛の畜産をメインにしていったのだという。夫を亡くした後も畜産業は続けていたというが、今年の夏に奥さまが病気をしたことで現在は廃業したという。

現在は空になってしまった牛舎を見学させてもらうと、牛はいなくなっていたものの23ヘクタールもの広大な放牧地もそのまま残されていた。かつてこの地では最盛期に400頭ほどの牛を飼育していたのだという。

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亡き夫が猟師仲間たちと20年ほど前に開いたという農家民宿は、今では1部屋のみの営業だが、現在も農業体験をしながら宿泊もできるという。民宿を案内してもらっていると、20歳のお孫さんがやってきて、捜索隊に採れたて野菜を使った料理を振る舞ってくれることに。ジャガイモを練ってつくる芋餅や、カボチャのチーズフォンデュなど地産野菜をふんだんに使った料理を、農家民宿スタイルで捜索隊も一緒に作っていく。

ABCテレビ・テレビ朝日系列で「ポツンと一軒家」は、毎週日曜ごご7時58分から放送中。TVerでも無料見逃し配信。

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