異色の経歴!?ABCテレビ新人アナウンサーが明日デビュー LDHを目指した過去と軟体の持ち主!

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今年4月に入社したABCテレビ新人アナウンサーの小櫃裕太郎(こびつ ゆうたろう)・大仁田美咲(おおにた みさき)が、7月5日(水)にデビューを迎える。

およそ2カ月にわたって行ってきた研修では、発声・発音の基礎をはじめ、緊急時の報道対応を含めたニュースの実践など、アナウンサーに必要な技術の習得に励んできた両アナ。デビュー日となる5日は、ABCテレビ「おはよう朝日です」(月〜金あさ5:00〜8:00)と、ABCラジオ「おはようパーソナリティ小縣裕介です」(月〜金あさ6:30〜9:00)に出演したのち、同日のABCラジオニュースにて“初鳴き”を行う。(※初鳴き:アナウンサーとして、初めて1人立ちしてマイクに向かい電波に声をのせること)

ちなみに、「おはよう朝日です」では、二人のそれぞれの特技を活かしたコラボパフォーマンスが披露される予定。デビューでの新人二人のコラボパフォーマンスは初めてとのこと。

 デビューを目前に控えた7月4日(火)、小櫃アナウンサーと大仁田アナウンサーが、新人アナウンサー研修担当の武田和歌子アナウンサー、山下剛アナウンサーと共に取材会に出席。初鳴きへの意気込みや今後の抱負などを語った。

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 小櫃アナは東京都出身。高校時代には人気グループのEXILEにあこがれ、LDHボーカルオーディションを受けて3万人から144人まで残った経験も。会見中、「靴磨きが趣味なので」とやおら立ち上がり、ピカピカに磨き上げた靴を報道陣にしっかりとお披露目して笑いを誘うなど、人を楽しませることが大好きなよう。「ユーモアがあって、日常の中に笑顔を届けられるようなアナウンサーを目指したい」と語り、「一番の目標は『おはよう朝日です』のMC。そのためにいろいろと研鑽を積みたい」と意気込んだ。

一方、「お茶の間で愛されるアナウンサー」が目標という大仁田アナは兵庫生まれの大阪育ち。「2005年の優勝からずっと応援しています」という筋金入りの阪神タイガースファンで、学生時代は野球の応援にも熱中。そんな野球愛をいかし、「今、女性のベンチリポーターがいらっしゃらないので、いつか私ができるようになれば」と目標を明かした。また、15年間打ち込んだクラシックバレエに培われた柔軟性が自慢といい、「たぶん、社内で一番柔らかいんじゃないかと(笑)」と両手を繋いだまま腕をくるりと前後に回す驚きの技を披露して大きな拍手を浴びていた。

 

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 武田アナが「間違いなく、これからのABCを支えてくれる人材」、山下アナも「とても優秀で何より華がある。年を経たらとんでもない大物になっているかも」とその限りない可能性に太鼓判を押す小櫃・大仁田両アナ。成長を続ける2人にご期待ください!

【質疑応答】

――明日にデビューを控えた今の心境は?

小櫃裕太郎「学生の頃はアナウンサーというと“テレビの中の人”というイメージがありました。そんなアナウンサーに自分がなるんだと気持ちを切り替える期間が、この2カ月だったのかなとも思います。いよいよ明日、アナウンサーのスタートラインに立てるということをすごくうれしく思っています」

大仁田美咲「ABCの内定をいただいたときから、自分がアナウンサーとしてやっていけるのかずっと不安でした。ですが、入社してからすばらしい先輩方に親身にご指導いただいて、今日まで元気に研修をがんばることができました。明日のデビューを前に緊張していますが、今できる精一杯を出し切れたらいいなと思っています」

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ーアナウンサーを目指したきっかけは?

小櫃「父親と友人から、たまたま同じ日に“アナウンサーになったらいいんじゃない?”と言われたんです。これ、嘘のようですが本当の話なんです(笑)。そこで何かのご縁とアナウンススクールの試験を受けたら、選抜コースに選んでいただいたので、本気でアナウンサーを目指そうと思いました」

大仁田「もともとは話すことがコンプレックスだったからです。というのも私はクラシックバレエを15年間やっていて、舞台に立って踊ることは大好きで得意でもあったのですが、人前で話して何を伝えることが本当に苦手でした。そんな自分を変えたいと、いろんなコンテストに参加して、その中で出会った元アナウンサーの方に“アナウンサーを目指してみない?”と声をかけていただいたのがきっかけです。“ABCの顔”といわれるアナウンサーが目標です」

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――目標とするアナウンサーは?

小櫃「ユーモアがあって、日常の中に笑顔を届けられるようなアナウンサーを目指したいです」

大仁田「人間味あふれる、お茶の間で愛されるアナウンサーになりたいです」

――それぞれの趣味と特技を教えてください。

小櫃「趣味は“靴磨き”です。本当に靴磨きが大好きなんです。今日も記者会見があるというのでピカピカに磨いてきました。変な表現になってしまいますが、つま先にカブトムシをつけてるような感覚で(笑)、ピカピカに磨くとすごく気分が上がるんです。特技は“歌うこと”です。高校時代にEXILEに入りたくてLDHのボーカルオーディションを受けたこともあります。審査でHIROさんやLDHのメンバーのみなさんの前で、20秒間アカペラで歌ったのが人生で一番緊張する経験でした。一次審査は通過したもののそれ以上は進めず、EXILEには入れなかったのですが(笑)、そういうあこがれの方たちとアナウンサーとしてご一緒する機会もまたあると思いますし、また違った形で夢が叶えられる幸せな仕事だと思います」

大仁田「“酒蔵巡り”が趣味です。私はお酒が好きなんですが、コロナ禍でずっと家にいたころに何かできることはないか思って、日本酒の勉強をしてソムリエのような資格(酒ディプロマ)を取りました。それからもっと日本酒について知りたいと思って、酒蔵巡りを始めました。学生時代は“灘五郷”と呼ばれる神戸や西宮の酒蔵に行って、その後に甲子園球場に行って阪神タイガースの試合を見るのが一番の楽しみでした。阪神タイガースは2005年の優勝からファンになりました。今もずっと応援していいて、今シーズンだけでもう7回観戦しました(笑)。特技は、クラシックバレエをやっていたこともあって“肩甲骨が柔らかいこと”です。たぶん、社内で一番柔らかいんじゃないかと思います(笑)」

――今後やりたい仕事や出演したい番組は?

小櫃「私が一番の目標としているのは『おはよう朝日です』MCです。それまでの道のりとして、経験しなければならないことがいっぱいあると思うので、何でもやらせていただいて研鑽を積みたいです。あとは、自分が野球をやっていたこともあって『熱闘甲子園』のナレーションはぜひやってみたいです。全国の野球をやっている子どもたちはあの番組に心を動かされて、夢を持つんですよね。高校球児を輝かせる一つの方法としてナレーションがあると思っているので、そこに自分の声と想いをいつかのせられたらと思っています」

大仁田「私はずっと関西で育ってきたので、やはり『おはよう朝日です』に出演したいのはもちろんなのですが、グルメも大好きなので、地域のおいしいものを紹介する旅番組を担当できたらうれしいです。そして、阪神タイガースが好きなのでスポーツ番組もやってみたいですね。今、野球に女性のベンチリポーターがいらっしゃらないので、いつか私ができるようになればと思います」

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