滋賀県彦根市が誇る歴史的偉人の子孫が登場!? はるかぜに告ぐが悶絶した絶品“近江牛すき焼き”にスタジオも視聴者も大興奮
若手漫才コンビ「はるかぜに告ぐ」の一色といろ&とんずが街を知り尽くす“ヌシ”を探し、そのヌシが愛する究極グルメを発掘するガチ企画『ヌシノメシ』。今回は滋賀県彦根市で、日本開国にも関わった偉人、井伊直弼も藩主を務めた国宝・彦根城のお膝元でヌシを探した。井伊家の現当主が推薦した彦根のヌシとは!?
彦根城のすぐそばには、「夢京橋キャッスルロード」と呼ばれる江戸時代当時の城下町を再現した街並みが広がっていた。ここは都市計画の一環として、昭和60年に道路拡幅工事で道幅を広げると同時に、そこから13年近くかけて街並みを江戸時代の城下町風にしていったのだそうだ。
この城下町プロジェクトを推進した人物こそ、彦根市の7代目市長の井伊直愛さんという方で、1953年から89年までの9期36年に渡って彦根市長を務めた人物だった。その名からわかる通り、井伊直弼の子孫で井伊家16代目当主だったが、すでに故人。現在の当主は井伊直岳さんという方だという。
一方、夢京橋キャッスルロードで聞き込みをしたところ、井伊家と関わりのある和菓子店「いと重菓舗本店」がヌシ候補に上がった。7代目の藤田武史さんによると、創業以来215年の歴史を持ち、先祖は井伊直弼公にもお菓子を納めていたという。現在も井伊家と関わりがあるという藤田さんもやはり「井伊家のご当主もいらっしゃるので」と井伊直岳さんをヌシに推薦。直接やり取りもしていると聞き、はる告ぐの2人も興奮気味に取り次いでもらえるようお願いしたが、残念ながら会議中ということで不在だった。
あきらめきれない2人は会議が終わる時間を見計らって電話でアポ取りを敢行。しかし、現当主である井伊直岳さんと電話で話はできたものの、自身が彦根の生まれではないということを理由にヌシ認定を丁重に辞退されてしまった。
「地域で貢献されている方もたくさんいらっしゃる」と代わりに井伊さんが推薦したのは、なんと聞き込みで訪れた「いと重菓舗本店」の藤田さんだった。実際に夢京橋キャッスルロードでの調査で最も名前が挙がっていたのも「いと重菓舗本店」だったこともあり、藤田さんには「恐れ多いことです」と謙遜されつつも彦根のヌシを承諾していただけた。
井伊家現当主も推薦した彦根のヌシが愛するヌシノメシは、「近江肉せんなり亭 伽羅」のすき焼きだった。甘みとやわらかさが特徴の未経産近江牛や、滋賀の名産赤こんにゃくなどこだわりの国産野菜をふんだんに使った最上霜降り近江牛肉(150グラム)すき焼き(1人前1万1000円)がVTRで紹介されると、スタジオは「うわー!」「あああ!」と大騒ぎに。
はる告ぐの目の前で最高級の近江牛が焼かれる様子に、スタジオから「ずるいな」と羨む声が続出するなか、といろが目一杯あけてもまったく入り切らないほど大きなお肉を口に運ぶと、その瞬間ガチのトーンで「信じられへんくらい美味しい」と一言。初披露の「メガおいっしき」まで飛び出した。
一方のとんずは「お父さんお母さん、私幸せです」と幸福を噛み締めながら肉を口に運ぶと、泣きそうな顔で悶絶。「こんなお肉食べたことない」と絶賛すると、お決まりの「うまとんず」も近江牛バージョンで披露していた。
これにはSNS上でも「エグいすき焼き登場!」「わぁ!ヌシノメシ史上じゃない!?」「いいヌシが見つかりました」と大注目の様子だった。
近江肉せんなり亭 伽羅(滋賀県彦根市本町2-1-7)
毎週月曜~金曜午後3時40分よりABCテレビで放送中の情報番組『newsおかえり』の人気コーナー「ヌシノメシ」は、毎週水曜日にお届けしています。