“9分間”で、大阪・関西万博プロデューサーを本気にさせた高校生!! 白熱の『知の甲子園』最優秀は…?
「Q-1 ~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~」
2024年大会最優秀イノベーターが決定!
次世代を担うU-18の高校生たちが、学校で教わる知識を飛び越えて、自らの興味や関心から“問い(=Question)”を設定し、好奇心のおもむくままに研究に取り組み、導き出した研究結果(Quest)を9分間で発表する『Q-1 ~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~』。
ABCテレビでは、9月29日(日)に3回目となる2024年大会を放送。ファイナリスト4チームによるプレゼンバトルを含む「頂上バトル編」と探究に青春を捧げた高校生たちを追った「探究アオハル編」の2部構成でお届けする!
2022年に放送された第1回大会は、第60回(2022年度)ギャラクシー賞 奨励賞、2023年日本民間放送連盟賞・番組部門<テレビ教養番組>で優秀賞を受賞。番組で発表された若きイノベーターたちの研究内容は各界のスペシャリストも注目を集めるなど、大きな反響を呼んでいる。
過去最多となる18都府県から120チームが、青春を捧げた白熱の研究発表を展開!
今回は過去最多となる日本全国18都府県から総勢120チームがエントリー。「頂上バトル編」では決勝に進んだ4チームの高校生たちが、まっすぐで純粋な探究心と熱量で、自発的に研究した経過と成果を堂々とプレゼンする。
3度目のMCとなる林修は「U-18のみなさんの目の付けどころ、斬新な視点には本当に感心しますし、“こんな取り上げ方があったのか!” という驚きもあって、我々も勉強になる部分がとても多いです」と大きな期待を語り決勝戦がスタート。高校生たちが挑む “未来を変える9分間のプレゼンテーション” は、Google for Educationマーケティング統括部長や京都大学前総長、2025 年大阪・関西万博プロデューサーなど各界有識者たちを本気にさせ、白熱した質疑応答の応酬に…!
有識者も思わず目を見張った!
U-18 たちの斬新なQuestion&Quest&9分間のプレゼンテーション
■京都府立桃山高等学校
「京都府南部に発生する 積乱雲“田辺五郎”の発生予報」
京田辺市近辺に発生する巨大積乱雲“田辺五郎”の豪雨予報を研究。
スーパーコンピューターでも確立できないと言われている予想技術に挑んだ。
■安田学園高等学校
「クロマルハナバチの幼虫のin vitro 飼育系の確立」
農業にも多大な貢献を果たしているクロマルハナバチ幼虫の、非常に困難とされている人工飼育方法を長い期間と労力をかけて徹底研究。
■群馬県立高崎高等学校
「EnglishLens」
英語の授業を「もっと主体的で楽しくできないか?」という着想から、生成AI技術を活用し、自分で撮影した写真をAIで英語化する英語学習ツールを開発。
■広尾学園高等学校
「フードコートのごはんが食べたい!」
混雑していても、誰もが席に座って食べることができる方法を、「現象数理」で解明に挑んだ。実地調査から独自の数理モデルを開発。
最優秀イノベーターに選ばれたのは・・・
群馬県立高崎高等学校『EnglishLens』
未来の英語教育を変えるかもしれない最先端技術を搭載した学習ツール!
U-18たちの熱い研究発表に有識者たちも目を見張った今回の『Q-1』。厳正な審査の末に、「最優秀イノベーター」に選出されたのは群馬県立高崎高等学校の3年生4人が、AI技術とプログラミングを駆使して開発した英語学習ツール『EnglishLens』。
「4人でやってきた研究結果が、たくさんの人に伝わったことがうれしいです!」と言葉にするチームメンバーたちに対して、審査員からは「英語嫌いの子どもたちを英語好きにさせる。そんな教育者も真っ青になる素晴らしい問いを立て、最先端の技術でアプリを作り、産業にまで持っていけるような可能性を示してくれました。将来恐るべしですね。発展を切に期待しています」と惜しみない言葉も。
◇MC林修 大会終了直後インタビュー
――今大会の決勝戦ご覧になってみて率直な感想をお聞かせください
過去2回の大会も素晴らしかったんですが、さらに研究内容のレベルが格段に上がったと感じましたね。今回で3回目ということもあり、決勝に残ったみなさんは、過去の大会でのプレゼンテーションをじっくりと見て、どういうプレゼンをすれば、より多くの人に伝わるか、ということを研究してきたと思いました。
――高校生たちの研究発表の醍醐味も?
ええ。プレゼンを聞いてわかったことですが、みなさんものすごく練習してきたんですよ。だからこその余裕が、あの決勝の場でも感じられましたし、何よりも楽しんでいるのが伝わってきましたね。高校生が「ここまでできるんだ!」と改めて驚きましたし、私自身も勉強になりました。優勝したチームは、どういう質問がくるかを想定して、40個ほどの想定問答を準備してきたということでね。この内容がオンエアされると思うと、ますますプレゼンのレベルは上がるでしょうし、今から来年の大会が楽しみです。
――今の高校生のみなさんに期待することは?
“今の高校生”っていう言い方こそが、もはや大人たちが色眼鏡で高校生を見ているということだと感じました。今回のプレゼンを見ていただければ、今の高校生たちは我々の時代にはなかった技術を駆使して、斬新な発想と問いの立て方で、我々のときにできたことよりも、はるかに高いレベルのことができるようになっていることがわかると思います。新しい技術を柔軟に使いこなす能力は、我々よりもはるかにうんと高い。そこは高校生の皆さんを信頼して、むしろ凝り固まった価値観で邪魔をしないことが大事だと思いました。
さらに舞台は、新たな知の集積地、渋谷へ!
探究アオハル編では、大会後の4チームの様子に密着した模様を放送。決勝での貴重な経験を経て、彼らの探究や活動の変化やさらなる可能性へのアプローチに挑む姿など「Q-1アナザーストーリー」をお届けする。
全国120組の頂点に輝いた、群馬県立高崎高等学校の面々は渋谷サクラステージで行われた公開収録イベントに参加。QuizKnockの伊沢拓司と須貝駿貴が「Q-1」2024年大会を徹底解説した。
大人たちを驚かせたのはアプリの出来栄えだけではなく、決勝大会での彼らのプレゼン力&質疑応答スキルだ。伊沢は彼らの林先生を巻き込んだプレゼンに「林先生がこき使われているところからしか得られない栄養がある!」と大喜び。須貝はスライドの簡潔で過不足のない仕上がりを高く評価した。QuizKnockだからこそ気づいた、彼らの凄さとは…!
「Q-1 ~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~」
放送日時:2024年9月29日(日)
《頂上バトル編》10時50分~11時50分
《探究アオハル編》15時25分~16時25分
配信:TVer・ABEMA・Leminoで見逃し配信あり
出演者:
《頂上バトル編》
MC&審査員長 林修
アシスタント 澤田有也佳(ABCテレビアナウンサー)
◇発表者
出場校生徒
京都府立桃山高等学校 2年生(京都府)
安田学園高等学校 3年生(東京都)
群馬県立高崎高等学校 3年生(群馬県)
広尾学園高等学校 2年生(東京都)
スタジオ審査員 各界の有識者8名 他
《探究アオハル編》
ゲストMC QuizKnock 伊沢拓司&須貝駿貴
進行 澤田有也佳(ABCテレビアナウンサー)
パネラー ギャル曽根、トラウデン直美
知識人 島谷千春、木村健太
最優秀イノベーター 群馬県立高崎高等学校 3年生4名