「ポツンと一軒家」84歳沖縄のミカン農家 4歳で太平洋戦争の戦場に! 毎日空襲に遭い、防空壕へと・・・
番組史上初! 沖縄の山奥にあるポツンと一軒家へ!! 出会ったのはタンカンやシークワーサーを育てる農家のご主人。そこで明かされたのはアメリカ統治下のエピソードの数々で…。
15日(日)放送の「ポツンと一軒家」は、番組初となる沖縄県でポツンと一軒家を発見! その場所は沖縄県北部にある森の真っただ中! 三角形に切り拓かれた土地に、建物らしきものが確認できる。萬田久子は「初恋の人が沖縄の方だったんです。その方の顔が思い浮かびますね」とまさかの告白。平愛梨は「沖縄ですし、ハブを退治するお仕事とか。」と予想するのだったが…。
沖縄へと初上陸を果たした捜索隊。沖縄の美しい海を臨む最寄りの集落へと向かうと、ひときわ大きなログハウスにいた地元の住人を発見。さっそく声をかけて衛星写真を確認してもらうことに。その男性(55)は「このあたりに家があるというのは聞いたことがないですね…」と見当がつかない様子。そこで、「区長に連絡を取ってみましょうか?」と、近所に住んでいるという区長(64)の家まで案内してくれることに。
区長の家を訪ねて衛星写真を確認してもらうと、「これは…隣の集落で聞いてもらった方が確かですね」と、今度は隣町の区長を紹介してくれた。初の沖縄上陸で、まさかの区長の連携を得た捜索隊。だが、その隣町の区長(68)によると「うーん。ここは人が住んでいないはずですよ」と残念な回答が…。と、そこへやってきた前区長も参加したところ、目指す一軒家は、麓の集落に自宅があるミカン農家の山小屋であることが判明する…!
しかも、農家のご主人がその山小屋で作業中という情報も入り、隣町の区長の案内の元、山小屋まで連れて行ってくれることに。住人のみなさんと区長の華麗な連係プレーによって、捜索隊はあれよあれよと目指す一軒家のある森深くへと向かうことに。
集落を後にすると景色は一変! 「沖縄に山のイメージってなかったですが、これはかなり急な山道です!」と、辺り一面まるで原生林のジャングルのよう。山道を登っていくと、そこは沖縄の山から海を臨む絶景が広がっている! そんな美しい景色を眺めながら急な坂を下ると、二階建ての建物が見えてきた!
そこで出迎えてくれたのは、タンカンやシークワーサーなどを育てるミカン農家のご主人で84歳の男性だった。65年ほど前に、村有地だったこの山を購入し、大工だった父と二人で5年かけて切り拓き、ミカン畑へと開拓したのだという。
男性がこの地に生まれたのは1940年。4歳の時に太平洋戦争の戦場となった沖縄。幼少期の頃は毎日のように空襲に遭い、防空壕へと逃げる訓練の日々を過ごしたという男性は、音で戦闘機の種類を聞き分けることができたという。さらに、アメリカ統治下の沖縄でのエピソードの数々が明かされて…。
ABCテレビ・テレビ朝日系列で「ポツンと一軒家」は、毎週日曜ごご7時58分から放送中。TVerでも無料見逃し配信。