離婚後に実家の『ポツンと一軒家』へ出戻り、親子3人仲良く生活 65歳娘の半生が波乱万丈だった

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愛媛県の人里離れた山奥に、約140本ものあじさいが! この絶景の中にポツンと佇む一軒家には、65歳の長女とその両親が住んでいる。長女は15年前に離婚して、実家である“あじさい畑のポツンと一軒家”に出戻ってきたという。彼女には、波乱万丈な人生ドラマがあった。

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【動画】“あじさい畑のポツンと一軒家”近くには、1年前も登場した“超絶アート作品のポツンと一軒家”が。実は、ここは今……!?

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あじさい畑のポツンと一軒家で暮らしているのは、90歳の父親、84歳の母親、彼らの子どもである65歳の長女。父親は元みかん農家で、あじさい畑はかつてみかん畑だった。母娘が深い愛情を注ぎ、今では初夏になると約140本のあじさいが咲き誇る。

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絶景の中で暮らす長女には、驚きの人生ドラマがあった。ポツンと一軒家から学校まではかなり離れており、彼女は小・中学生時代に寄宿舎で生活したという。高校はポツンと一軒家から通ったが、その距離はなんと片道10キロ以上というのだから衝撃的だ。高校卒業後、長女は愛媛県宇和島市で就職し、23歳で結婚。夫の出身地である岡山県で暮らし、2人の子宝に恵まれた。現在、その子どもも結婚し、彼女には孫が4人もいる。

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そんな長女がポツンと一軒家に戻って来たのは、今から15年前の50歳の頃。その理由は、「離婚したのもあったし、両親が高齢になってきたので、面倒見がてら」だった。長女がポツンと一軒家へ帰ってきてくれたことに、母親は「安心です」と嬉しそうだ。

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不便なことが多いが、それでも住人親子はポツンと一軒家が大好き。「やっぱり静かなところがいい。街に出ると嫌ですね」「(不便だからといって)住めんことはない。空気はええし」と語る両親に、長女も同意して笑顔だ。これからも、親子は3人で支え合いながら、仲良く暮らしていく。かつて父親がみかんを育てた段々畑を、母娘が育てるあじさいの花が来年も鮮やかに彩ることだろう。

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なお、あじさい畑のポツンと一軒家は、8月25日に放送されたバラエティ番組『ポツンと一軒家』で紹介された。同放送回は、1年ぶりとなる「ポツンと一軒家×帰れマンデーコラボ2時間SP」と題して、ゲストにお笑いコンビ・サンドウィッチマンが登場した。

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