「ポツンと一軒家」実家を出て様々な職についた73歳のご主人!父を亡くし母の元へ・・・「両親に不義理をしていたんですよ」

岡山の風情ある温泉街近くにある山奥のポツンと一軒家。そこで出会ったのは、仲睦まじい夫婦の物語――ゲスト・和田アキ子が「勇気をもらいました」と感銘を受けた、ポジティブな山での暮らしとは?

11日(日)放送の「ポツンと一軒家」は、岡山県の深い山奥にポツンと切り拓かれた広い敷地を発見! 段々畑が広がっており、敷地の一角には建物が複数集まっているのが確認できる。ゆうちゃみは「これだけ敷地が広いので、大家族で暮らしていて、鶏を放し飼いしてそうですね!」とにぎやかな暮らしぶりを想像していたが…。

©️ABCテレビ

山に囲まれた川沿いの道を行く捜索隊、その先に見えてきたのは風情のある温泉街だ。その道すがら、田んぼで作業中の男性に声をかける。衛星写真を見た男性は「確かに、この辺りに3軒の家が並んでいるけど、2軒は空き家。人が住んでいるのは1軒だけです」という。その証言を頼りに、捜索隊は集落を後にして捜索を再開する。

集落から川を越えると、そこから先は延々と急な下り坂が深い山に向かって続いている。山深い景色が続き、その先にも森しか見えない山道「本当にこの先に家があるんでしょうか…」と不安を隠せない捜索隊。そんな深い森の先、覆われた木々の視界が開けると、入母屋造りの立派な古民家が見えてきた。

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そこに居たのは、「(番組の)大ファンなんですよ!」と笑顔を見せる男性(73)だった。祖父がこの地を開拓して移住したのが100年ほど前、かつては7,8軒の家がある集落だったが「50年ほど前からでしょうか、社会の仕組みや生活様式の変化で住人が山を下りていきました」と振り返る。

「(両親に)不義理をしていたんですよ」と語りだした男性。長く実家を出ていたそうで、さまざまな職に就いていたというが、父を亡くした後に実家へと戻り母とともに暮らし始めたという。現在は、祖父が建てた築100年の家で自然とともに生活し、代々受け継いだ田畑の仕事をしながら夫婦仲睦まじく暮らしている。

そんな男性が17年前から始めた活動がある。それは「村おこし」ではなく「村のこし」の活動。「過疎化が進む故郷に活気を取り戻したい」と地元産のもち米を使った大福もちなどを、直売所などでイベント販売しているという。捜索隊はそのイベントの様子にも密着していく…。

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ABCテレビ・テレビ朝日系列で「ポツンと一軒家」は、毎週日曜ごご7時58分から放送中。TVerでも無料見逃し配信。

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