早稲田大学政経学部卒!イケメン元戦隊レンジャー 「日本でお墓というと暗いイメージですが・・・」感動したウズベキスタンのお墓とは!?
ABCテレビ『朝だ!生です旅サラダ』で海外の旅を紹介するリポーターとして出演中の俳優・南 圭介さん。世界遺産検定マイスターの資格を活かしたリポートで、旅の楽しみ方や史跡の魅力を発信しています。今回は、中央アジアのウズベキスタンの旅へ。シルクロードが生んだ美しい街並みや独自の文化についてお聞きしました。
異世界に迷い込んだような、美しい街並みに感動!
ーー今回はウズベキスタンの旅に。特に思い出に残っているスポットは?
「青の都」と称されるサマルカンドの街の美しさが、特に印象的でした。シャーヒ・ズィンダ廟群には、幾何学的な模様と青いタイルを使った霊廟やモスクがたくさん集まっていて、あまりの美しさに異世界に迷い込んだような気分に。なによりその美しいイスラム建築が、お墓ということにすごくびっくりしました。日本ではお墓というと少し暗いイメージがあるので、これだけ美しく作られているところが興味深かったです。ちなみに、この街を象徴する「サマルカンドブルー」は、当時の王様であるティムールが好んだ色で、遠征先で各地の芸術家や技術者を連れ帰り、中国の陶磁器、そしてペルシャの顔料を混ぜ合わせて生まれた青色だと言われています。まさにシルクロードのオアシスだった、文化の交差点・ウズベキスタンだからこそ生まれた美しさなんです。
ーーほかにも世界遺産検定マイスターとして、気になったところは?
ヒヴァにあるジュマ・モスクに残っている、木造建築の柱ですね。当時から残っている柱なので、何千年もそこにずっとあったのかと思うと感銘を受けて、時空の旅をしているようでロマンを感じました。それから、世界遺産に登録されているブハラ歴史地区の中にもホテルがあり、日常と世界遺産がうまく共存しているところにも感動しました。日本でもオーバーツーリズムが課題となっていますが、世界遺産を守っていく側面と、観光地として盛り上がっているバランスが上手くとれた街は特に感動しました。
ーーグルメについてはいかがでしたか?
何を食べてもすごく美味しかったです!物価も安くて、僕の顔よりも大きなパンが1つ100円ぐらいだったり。ラム肉を使ったソウルフード・プロフのように、お米を使った料理もあって日本人も馴染みやすい料理ばかりでした。ラム肉はその日のうちにいただくという考え方があり、食べるとパワーがみなぎってくるんですよね。その土地のものを食べて、美しい文化に触れて、パワーアップする旅の醍醐味を存分に味わえました。
ーーまだまだウズベキスタンのことを知らない日本の方も多いと思います。どんなところに魅力を感じましたか?
まず、みんな笑顔で優しい人が多いところ。そして自然も豊かで、建築物も美しいところでしょうか。そして「太陽の国」と呼ばれているゆえんか晴れの日も多く、たくさんの緑と広い青空が、まさにウズベキスタンの国旗のような景色がすばらしかったです。自然も、歴史的な建築も近代的な都市もあり、場所によって見え方が違うので、たくさんの魅力に触れられる国だと思います。ご飯も馴染みやすいし、日本の方は一度訪れるとリピートしたくなるはず!イスラム圏ではあるんですけど、お酒を出しているお店もありますしね。なにより東京から飛行機の直行便が飛んでいるんです! トランジットなしで行けるのは、海外を旅するにあたってとても重要なポイントだと思いますね。
【インタビュー後編 「初めてです・・・」ウズベキスタンのロケから、まさかの肩書で帰国することに!】
南圭介さんが海外リポーターとして登場した番組『朝だ!生です旅サラダ』は毎週土曜日あさ8時から放送。TVerでも見逃し配信あり。
さらに、WEBサービス『旅サラダPLUS』ではテレビ番組だけにとどまらないグルメやレジャースポット、宿泊施設など「旅」の情報を発信しています!