正統派漫才師からキャラ芸人に!芸歴13年“初の首席芸人”を支える涙の親子愛に、エビ中・安本が「感動しちゃった!」

7月27日(土)に放送された『吾輩は芸人である。』で、芸歴13年“初の首席芸人”が紹介された。

©️ABCテレビ

『吾輩は芸人である。』は、芸人養成所「NSC」を首席で卒業した“首席芸人”のその後を、MCの銀シャリ・橋本直と私立恵比寿中学・安本彩花が見届けるドキュメントバラエティ。最終回を迎えた今回は、2012年に卒業したNSC大阪34期の首席コンビ「えんぴつ消しゴム」の“今”に迫る。

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高速テンポのしゃべくり漫才を武器に、同期のさや香、蛙亭らを抑えて“首席”となったえんぴつ消しゴム。実は、卒業ライブの優勝者が頂点に輝くNSCの首席制度が始まったのは34期から。つまり、彼らは“初の首席”としてNSCの歴史に名を残す存在でもあるのだ。

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しかし、デビューから4年の2016年に解散。その後、ツッコミ担当の奥村は「あずき坊主」と改名し、昨年、お笑いトリオ「大乱ポゥ!ボマッシュブラ坊主!」を結成したばかりという。

新しい相方は、ジャンベを叩くボマちゃんと、筋肉芸人のポゥポゥくん。強烈な個性の2人に負けじと、羽織袴でにぎにぎしく見得を切るあずき坊主。芸歴13年にして、正統派漫才師からキャラ漫才師に変貌を遂げていた“首席”の姿に、橋本は「えーっ、エリート漫才師が!?」と衝撃を受ける。

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【動画】「元気いっぱいでいい」と安本が称えたライブの出番の様子も公開。

そんなあずき坊主だが、芸人としての仕事はごくわずか。生活のためにバイトに明け暮れながら、自らチケット代を負担するノルマ制のネタライブに出演することもしばしばとか。

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バイト代で生活し、身銭を切ってライブに出る日々。そうまでしてなぜ芸人を続けるのか?あずき坊主に直撃してみると、幼いころに父親が亡くなった後、女手ひとつで彼を育ててくれた「お母さん」にその理由があることが判明する。

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母親が全力で応援してくれているのもかかわらず、お笑いの世界で思うように結果が出せない自分に、どこか負い目を感じている様子のあずき坊主。そんななか、番組は彼の母親を取材。「(応援する理由は)大好きだから」と息子への深い愛情を語る母親に、あずき坊主がカメラも忘れて泣きじゃくるシーンも。

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そんな“親子愛”あふれるVTRに安本は「めちゃめちゃいい回ですね。感動しちゃった!」と心を揺さぶられたよう。また、あずき坊主と同じく早くに父親を亡くしている橋本も彼の心情にしみじみと思いを馳せる、感動の最終回となった。

なお、『吾輩は芸人である。』は、6つの15分バラエティー番組がトーナメント戦で火花を散らす『ちょいバラトーナメント』(毎週土曜 深夜1:00〜)枠で放送中。1時間のスペシャル枠獲得をかけた視聴者投票には、番組HPより参加できる。

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番組情報

ちょいバラトーナメント
毎週土曜 深夜1時~、1時15分~放送(4週にわたり2番組が対決!)

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