一流シェフならではの発想にびっくり! コンビニで買えるポテトチップスやチキンが簡単に本格中華やフレンチに大変身
仕事で疲れて帰ったときくらい、家での料理は手を抜きたい。それは一流シェフと呼ばれる人々だってきっと同じだろう。一流シェフはコンビニで何を買い、どんなズボラ飯を作っているのか? お笑いコンビ・笑い飯の西田幸治をナビゲーターに「一流シェフとコンビニへ寄り道 簡単ズボラ飯」の第2回をお届けする。
【動画】ポテトチップスで火を使わずに揚げ物が完成!? 笑い飯西田も感激の味
コンビニにある食材だけで作る簡単料理を教えてくれた1人目のシェフは、ロケの翌日がオープン日だという最も多忙なときに対応してくれた中華料理店「atelier HANADA by森本」の総料理長・花田洋平さん。花田さんは長年に渡ってANAクラウンプラザホテルで副料理長を務め、中華料理の腕前を競う世界大会でも金賞を受賞した経歴を持つ一流シェフだ。
そんな花田さんは2品を紹介してくれた。1品目は「わかめとしいたけのたまごスープ」「Lチキ レギュラー」「家にある米」を使ったズボラ飯。炊飯器にお米とたまごスープの素を入れ、細かくカットしたLチキを投入し、香ばしさをつけるための醤油を少々。あとは炊飯器のボタンをオンにするだけのお手軽さだ。
炊きあがったご飯を混ぜると、見た目がチャーハンのようなズボラ飯が完成。スープのたまごの旨味や肉の脂と旨味を吸ってコーティングされたお米はまさに絶品で、西田はこれを「ジャーハン」と命名した。
2品目は「濃厚担々麺」「牛乳」「とろけるスライスチーズ」「ミックスサラダ」「からあげクンレッド」を使い、電子レンジのみで作った“2倍美味しい”担々麺。担々麵の中身を皿に移して砕き、牛乳と水を100ccずつ加え、その上にミックスサラダを乗せて電子レンジでチン。取り出したらからあげクンとチーズを乗せて再度電子レンジで温めるだけという簡単さだ。
味の想像がつかないという西田だったが、中華とも韓国料理とも言える仕上がりに「K-中華」と命名。「確かに2倍おいしい!」と満足げだった。
2人目のシェフはカメルーン生まれのフランス育ちだというフレンチレストラン「ルイーズ」のシェフを務めるヤニック・ラオプニュさん。ミシュランがおすすめする「セレクテッドレストラン」にも選出され、将来星獲得は確実と言われている大注目のお店だ。
週5で通うほどコンビニ好きだというヤニックさんが選んだのは「サラダチキンハーブ」「肩ロース生ハム」「とろけるスライスチーズ」「淡路島産玉ねぎのサラダ」「堅あげポテト 鬼旨ブラックペッパー」の5商品。
フライパンも包丁も使わずに、これらの材料だけで2品の本格フレンチが出来上がった。1品目に作った“火を使わない揚げ物”と、2品目の“サラダ”双方で、なんとポテトチップスが大活躍。一流シェフならではの使い方にスタジオからは驚きの声があがっていた。
さらに3品目は「おつまみ焼きいか」「おつまみ磯貝」「釧路産まいわし味味噌」「ミートソース」を鍋1つ使って煮込むだけの本格フレンチスープ。予想外の組み合わせに、どんな味なんだろうとスタジオも興味津々に出来上がりを見守っていた。
簡単なのに栄養バランスもばっちり考えられていたズボラ飯。想像できない未知の味に興味がわくこと間違いなしの「一流シェフとコンビニへ寄り道 簡単ズボラ飯」は海原やすよ ともこ司会のバラエティ番組『やすとものいたって真剣です』7月11日放送回でオンエアー。動画配信サービスTVerで無料配信中の同放送回では、料理経験なしの50歳テンダラーの浜本広晃が美味しいパスタづくりに挑戦する「テンダラー浜本 俺の最高の一品作りたいんや!」も視聴できる。
atelier HANADA by森本(大阪中央区)
ルイーズ(大阪市西区)