アラフィフ芸人が作る人生初パスタにスタジオ悲鳴!?ペペロンチーノなのにオイルを全部キッチンペーパーで…
お笑いコンビ・テンダラーの浜本広晃による料理企画「テンダラー浜本 俺の最高の一品作りたいんや!」がオンエアー。これまで一切の料理経験がないまま50歳を迎えた浜本は、以前スタジオで「一品くらい自分でうまいパスタを作ってみたい」と発言していた。果たして“最高の一品”となるパスタを作ることができるのだろうか。
【動画】「一番大事なやつ!」「旨味ぜんぶ取った!」スタジオ騒然、予想外の展開
「家で何か食べたいのに何もないときに、ちゃちゃっと作れるようになりたい」といきなりレベルの高い目標を語る浜本が作りたいものとは、よく行くイタリアンのカルボナーラだという。浜本の行きつけであるイタリア料理店「TAMANEGI」のシェフ、地頭方貴久子さん協力のもと、カルボナーラの作り方を伝授してもらうことになった。
地頭方さんによるとカルボナーラは料理人でも難しい部類に入るそうで、まずはパスタの基本であるペペロンチーノに挑戦することになった。何も教わらない状態で作ってみるということで、調味料から野菜まで“トラップ食材”も含め用意された40種類の材料の中から正しい食材を選ぶところからスタートした。
相方の白川悟実と地頭方さんは食材選びから実際に作り終えるまでの様子を別室でモニタリングすることに。とりあえず材料を選ぶより先にパスタを茹でようとした浜本は、鍋にパスタの束をパッと円形に広がるように落とし得意げな顔を見せる。しかし、実は沸騰させていない水の状態のままパスタを投入するといういきなりのミス。これには地頭方さんも「エラいことしましたね」と驚いてしまった。さらに塩も入れていなかったため、ただ“乾麺を水に浸している”という図にスタジオも爆笑していた。
パスタが茹で上がるまでの間、浜本がまず手に取った食材はなんとベーコン。これにはスタジオのやすともの2人が「カルボナーラやん!」と同時にツッコミを入れ、別室の地頭方さんも「これペペロンチーノですよね?」と白川に確認してしまった。浜本はベーコン、鷹の爪を丁寧に刻み、にんにくをなぜか大きめにカット。ここで浜本は奇跡的にパスタに塩を入れることに気づき、耳かき1杯ほどの塩を鍋に振りまいていた。
刻んだ鷹の爪と大きめにカットしたにんにくをオリーブオイルで炒め始めると、パスタが程よい感じに茹で上がった。ここでフライパンにパスタを混ぜ合わせれば良かったのだが、浜本はベーコンを投入。さらに、ペペロンチーノの命とも言えるオリーブオイルをあろうことかすべて綺麗にキッチンペーパーで拭き取ってしまい、フライパンの中はにんにくの風味も旨味もゼロのカラカラの状態になってしまった。予想外の展開にともこは「今キッチンペーパーが一番美味しい」と笑うしかなかった。
茹ですぎたパスタをフライパンに入れ、塩こしょうで味を調えると、イタリアンパセリではなくローズマリーをふりかけオリーブオイルの風味をかき消したところで人生初のペペロンチーノ作りが終了。なんとも言えない味に、味見した地頭方さんは終始無言に、相方白川は「これなんすか」とテンションだだ下がりだった。
地頭方さんから正しいペペロンチーノの作り方を伝授してもらったあとは、ついにカルボナーラ作りに挑戦。まずは1人での挑戦となったが、やはり初っ端から見事な間違えっぷりを披露してしまう。フライパンにバターを溶かし牛乳を加え始めた浜本に、地頭方さんは「ひとまずの工程は全部違いますね」と冷静にばっさり。しかし、ここから浜本は間違いを修正するように正解の素材を選び始める奇跡を見せた。
とはいえ、ここに至るまでカルボナーラの命ともいえる卵にはノータッチの浜本。“圧倒的に何かが足りない”と感じた浜本が手に取った食材に、スタジオには「えー!!」と悲鳴が上がる。最後に浜本がフライパンに加えてしまった驚きの食材とは……?
このあと浜本が特訓の末、無謀にも地頭方さんと味の勝負をすることになった企画「テンダラー浜本 俺の最高の一品作りたいんや!」は海原やすよ ともこ司会のバラエティ番組『やすとものいたって真剣です』7月11日放送回でオンエアー。動画配信サービスTVerで無料配信中の同放送回では、一流シェフがコンビニで買える食材で簡単に作れるズボラ飯を紹介する「今すぐマネできる!一流シェフとコンビニへ寄り道 簡単ズボラ飯!」も視聴できる。
イタリア料理店「TAMANEGI」(大阪市西区)