『探偵!ナイトスクープ』亡き14歳息子の夢を叶えたい52歳母 親子の“一心同体ラグビー”にスタジオボロ泣き

14歳で他界したラグビー好きの息子の夢を叶えるため、52歳の母親が奮闘を決意! 運動オンチな彼女は“息子として”、超強豪ラグビー部のハードな練習に挑んだ。親子が“一心同体”になった瞬間に、あなたもスタジオ一同と同じく涙が止まらなくなるはず。

©️ABCテレビ

【動画】息子の遺影に「一緒に行こう」と涙ながらに語りかける母親。VTRのBGMには、息子が大好きだったバンドの曲が……。

52歳の母親は、2023年10月に息子を不慮の事故で亡くした。ラグビーが大好きな彼は、まだ14歳だった。いまだに心の整理がつかない母親は、ふと「息子になってラグビーがしたい」と思った。息子が入学を夢見たラグビーの超名門「ヒガシ」こと東福岡高等学校へ行き、「息子としてグラウンドに立ち、息子と仲間になっていたかもしれない部員たちと共に練習をする。そんな息子の追いかけていた夢の1つを叶えたい」というのだ。

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その熱意はヒガシラグビー部を動かし、息子になりきった母親は、特別に練習に参加させてもらうことになった。息子と違ってスポーツ全般がかなり不得意な母親は、パスやタックル、走り込みといったハードな練習であっという間にヘトヘトに。しかし、弱音は一切吐かなかった。むしろ彼女は、「楽しいです!」「みんなでトライを取りに行くのが好き!」「みんなでプレーがしたいです!」と、笑顔で練習に食らいついていった。

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ヒガシのユニフォームを着て、仲間たちから息子の名前で呼ばれる母親。彼女は仲間と協力し、敵チームを押し切ってとにかくボールを前へ前へと運ぶ……。それは、息子が率先してやっていたプレーそのもの。グラウンドを駆ける母親には、まぎれもなく息子が宿っていた。そんな一心同体となった親子は、仲間たちから「ヒガシの一員」と認められた。ヒガシラグビー部に感謝して号泣した母親に、思わずもらい泣きした視聴者は多いだろう。

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ラストシーンの母親の泣き顔はもちろん、終始胸を締め付けられる映像に、スタジオ一同の瞳にも涙が……。感極まってボロ泣きする出演者もおり、「残された人間がどうやって生きていくべきか。そういうのをすごく感じました」「お母さんの気持ちを考えたら、多分まだ踏ん切りがついてないんですよ。そこで、この依頼を出そうっていうのが……」「なんかもう、気持ち持っていかれた」といった声が上がった。

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なお、この究極の親子愛は、バラエティ番組『探偵!ナイトスクープ』6月28日放送回で紹介された(動画配信サービスTVerで無料配信中)。ほかにも同放送回では、探偵たちが、46歳住職親子の思い出の野球ボールを探し、29歳女性がタピオカミルクティーをスマートにかわいく飲めるように特訓した。

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