結婚生活2年で未亡人に… 『ポツンと一軒家』国際夫婦の“師匠”にも驚きの人生ドラマが

日本の武術を愛するアメリカ人の夫と、彼より10歳上の日本人の妻には、尊敬する“師匠”がいる。愛媛で国際結婚したこの夫婦だけでなく、彼らの師匠にも驚きの人生ドラマがあった。師匠は、実は未亡人で……!?

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愛媛で暮らす夫婦は、夫がアメリカ人で妻が日本人。現在36歳の夫は、幼い頃から日本の武術に興味があり、武術修行のために16年前に来日した。彼が、現在46歳の妻と出会ったのは約10年前。長年海外を飛び回っていた彼女と愛媛の道場で出会い、意気投合して7年前に結婚した。

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夫は、愛媛の山奥に自ら作った道場で人々に武術を教え、妻と一緒に年間20種類ほどの野菜のほか、米も無農薬で育てている。夫婦の田んぼは、もともとは近くで暮らす79歳の女性のものだ。田んぼを譲ってくれた彼女のことを、夫婦は“師匠”と慕い、現在も交流を続けている。

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夫婦だけでなく、その師匠にも驚きの過去があった。24歳で結婚した師匠は、なんと26歳で未亡人になり、その後53年も1人で暮らしているのだ。そんな師匠は、「キレイなものを食べたい」という理由から、32年前に山奥の棚田で無農薬の稲作を始めたという。しかし、高齢で体力的に農作業が困難に。稲作を辞めようと考えていたときに、無農薬で野菜を育てていた夫婦のことを知り、「この人達なら安心」ということで、田んぼと使っていた農具を小屋ごと譲ったのだった。

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自然とともに暮らすことにこだわる夫婦に、師匠は「ありがたいですね。そういう方がたくさん増えんといけんですね。素晴らしいです。(私が彼らから)教えてもらうことばかりです」と笑顔だ。夫婦も、自分たちに一から稲作を教えてくれた師匠のことをありがたく思っている。

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夫婦だけでなく、その師匠の人間ドラマも垣間見られたバラエティ番組『ポツンと一軒家』6月23日放送回は、動画配信サービスTVerで無料配信中。夫婦が手がけた道場や自然農園に加えて、彼らが麓町で経営している民宿も、随所にこだわりが感じられる。夫婦の素敵なライフスタイルにあこがれるはずだ。

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