「そばめし」のルーツにはる告ぐの2人も大感激! 震災復興に尽力した神戸・長田のヌシが愛する“グッドライス”とは

若手漫才コンビ「はるかぜに告ぐ」の一色といろ&とんずが街を知り尽くす“ヌシ”を探し、そのヌシが愛する絶品グルメを発掘するガチ企画『ヌシノメシ』。今回はとんずの地元も近いという神戸・長田の商店街でヌシ探し。昔ながらのお店が数多く営業を続ける商店街を支え続けているヌシは、「そばめし」を全国区にした張本人だった!

©️ABCテレビ

JR新長田駅近辺には6つの商店街があり、昔ながらのお店も多い。そんななか、はる告ぐの日頃の行いが良いからか最初に訪れた新長田1番街商店街の「新長田一貫楼」で、いきなり商店街の副理事長だという榮浩之さんに話を伺うことができた。

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テイクアウトできる豚まんが人気の「新長田一貫楼」の榮さんによると、同店の目の前にある「お菓子のデパート 遠州屋」の店主が理事長とのこと。このヒキの強さにスタジオメンバーもただただ驚くばかりだった。その遠州屋には昔懐かしい駄菓子もたくさん並んでおり、2人は遠足気分で買い物を楽しんだのち、店主で商店街理事長の木村繫一さんからヌシ候補の情報を聞き出すことができた。

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長田区は、1995年1月17日に起きた阪神・淡路大震災で5000棟近くが火災で全焼するという、神戸市内でも特に被害が大きかった地域だ。そんな長田区の復興支援に最も尽力した人物がいるという。それが「お茶の味萬」の店主とのことだった。

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はる告ぐの2人はさっそく「お茶の味萬」に足を運ぶと、店主の伊東正和さんは快く取材に応じてくれた。53年お茶屋さんを営む伊東さんは、若い人に“本物の抹茶”の味を知ってもらいたいと5段階の濃さが楽しめるセットメニュー「抹茶アイス食べ比べ」(950円)を同店で提供しているそうで、とんずはそれぞれに抹茶の濃さの違いに「全然違う」と驚いていた。

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伊東さんは震災復興に向けた有志の集まり「アスタきらめき会」を発足したほか、復興のシンボルにもなっている鉄人28号プロジェクトの提案など、様々なイベントでこれまで地域を盛り上げてきた中心人物。長田名物の「ぼっかけ」や「そばめし」の知名度を上げるために食品会社と協力してレトルト食品も作った、正真正銘の“長田のヌシ”だった。

そんなヌシが愛してやまないヌシノメシはやはり「そばめし」。それも、「そばめし」のルーツとなった「グッドライス」というメニューだそうで、さっそく行きつけの「お好み焼 やよい」へ向かうことになった。

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可愛らしいワンちゃんが出迎えてくれる、なんとも自由な雰囲気が漂う「やよい」を切り盛りするのは髪色がおしゃれな2代目の水野敬子さん。そばめしのルーツ「グッドライス」が誕生したのはおよそ50年前までさかのぼる。当時はお客さんが家からご飯を持ってきて、お店の焼きそばと一緒に食べることが多々あり、その際は鉄板でご飯を温めていたそうだが、それならと初代店主が焼きそばとご飯を一気に混ぜて焼いたのが「グッドライス」の始まりだった。

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「グッドライス」(850円)を頬張るとんずは「ソースの酸味が効いていて。ぼっかけがゴロゴロしててすっごくおいしい」と感激した様子。「グッドライスカレー味」(1050円)をいただいたといろも「カレーとマッチしててめっちゃおいしかった」と満足げ。「みんなに食べてほしい」と絶賛していた。

VTR明けのスタジオでもとんずは、「おいしすぎてお持ち帰りしました」と告白したほど。やはり本場は一味違うようだ。

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やよい(神戸市長田区久保町6-1-1)

詳しい情報は番組HPでチェック!(https://www.asahi.co.jp/news-okaeri/#information

毎週月曜~金曜午後3時40分よりABCテレビで放送中の情報番組『news おかえり』の人気コーナー「ヌシノメシ」は、毎週水曜日にお届けしています。

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