メディアから引っ張りだこの料理研究家が東大阪市にデリカテッセンをオープン

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料理研究家の森上玲子さんは、様々なメディアから引っ張りだこ。雑誌のフードスタイリングや企業のレシピ開発などを手掛け、料理教室も主宰しています。そんな森上さんが昨年4月、ついに自分のお店をオープンしました。それが近鉄奈良線「河内小阪」駅近くにある『季節のスープとお惣菜のお店Ryoko’s kitchen』です。

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お店は森上さんが手作りするお惣菜とスープ、自家製ドレッシングの専門店。東大阪のブランド豚「なにわポーク」の自家製ハムをはじめ、吟味した食材がふんだんに使われる、こだわりのデリカテッセンです。人気はプレミアムナチュラルビーフ。「牛肉は国産に限る、という方に食べてほしい。広大な牧場に放たれてノビノビ過ごし、安全なエサを食べて育ったオージービーフの赤身がどれだけ美味しいか」。

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食の固定観念に縛られず、素材の本質を伝えたい。そんな森上さんが作るメニューは、その日の旬や仕入れによって変わります。テイクアウトだけでなく、イートインスペースもあるので、チョイ飲みしながらお惣菜をつまむ、というスタイルも人気です。

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大阪出身の森上さんは、近畿大学農学部食品栄養学科を卒業後、「かに道楽」に入社。2010年に退職して海外で家庭料理を学びます。帰国後、料理研究家として活動するようになり、仕事の依頼が徐々に増えていきました。また、活動を通じて、地元農家や畜産農家、蔵元など、いいものを作る生産者との繋がりが出来るようになり、彼らが育てた作物や、醸したお酒を、世の中に伝えたいと、お店をオープンしたのです。

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食材は自分の目で確かめたい。様々な生産者の元を訪れる森上さん。お酒も蔵元や醸造所を巡ります。そんな森上さんに、6月に開かれる「蕎麦と日本酒の会」から“蕎麦前”づくりを依頼されます。“蕎麦前”とは、蕎麦とともに楽しむ酒の肴のことで、焼き味噌やだし巻き卵、鴨焼きなどが一般的。彼女にとって蕎麦と日本酒に合う料理づくりは初めてです。レシピは「想像の斜め上を行くものを」というハードルの高い要求でした。そこで、富山県で開催される日本酒イベントや酒蔵を訪ね、現地で得た知識をもとにレシピを考案することに…。

海外の人々の舌もうならせる森上さんが作る料理は『LIFE~夢のカタチ~』で6月17日(土)午前11時から。(ABCテレビ/関西地域で放送、TVer見逃し配信あり)

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『季節のスープとお惣菜のお店Ryoko’s kitchen』

大阪府東大阪市小阪本町

食材にこだわるスープとデリのお店。お昼からでも軽く一杯、空いた時間にちょっと一息。

番組情報

LIFE~夢のカタチ~
毎週(土)午前11時

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