「ポツンと一軒家」12歳で出家 創建は鎌倉時代!3度の廃寺と再建を繰り返してきたお寺を引き継いだ住職とは・・・

千葉県、外房の深い山の頂に建つ壮大なお寺へ! 初夏には2万本のアジサイが咲き誇る絶景、そして住職の喜びと驚きに満ちたアイデアとは…⁉

5月5日(日)放送のABCテレビ「ポツンと一軒家」は、千葉県南部、外房側にある深い山の中に、切り拓かれた土地に密集して建つ建物を発見! 衛星写真を一見すると敷地内にはカーブの多い複雑なつくりの道があるようにも見える。上川は「とても整備された広い敷地で、敷地内の道は小さなサーキットのように周回しているようにも見えませんか?」と、衛星写真への疑問から想像へとどんどん膨らませていく。そんな中、宮本は「忍者が住んでいそうにも見えませんか? 普段はお味噌やお醤油を作っていて、何か一大事が起きた時に忍者として駆けつけるような方がいらっしゃいそうです」とまさかの“忍者屋敷”予想を展開。

©️ABCテレビ

今回、捜索隊が向かった千葉県の外房にあるポツンと一軒家は、以前に捜索した5000坪の作業小屋兼親戚たちの遊び場(2024年2月18日放送)のご主人からの紹介。「アジサイで有名なお寺ですが、住職とお母さんのお二人で暮らしているんです。この町の端にある山の中で、車だと40分くらいですよ」という情報を元に、捜索へと向かうことに。

目印として教えてもらった廃校を利用した手打ちそば店の先からは、一気に険しい山道へ! 狭く急傾斜な荒れ道が続く中、道のところどころが崩落しており、ガードレールが崩れ落ちてしまっているところも! そんな危険な山道を登った先にお寺の駐車場が見えてきた。駐車場からは大きく立派な屋根が確認できる。車を停車し歩いて近づいていくと、山の頂を切り拓いた敷地に、壮大なお寺が姿をあらわした!

©️ABCテレビ

そこで、にこやかに出迎えてくれたのはお寺の住職(66)とその母(89)。住職は庭の手入れ作業中だったそうで、パーカー姿で境内を案内してくれた。お寺の創建は鎌倉時代にまでさかのぼるが、山深く参拝に不便だったために、これまでに3度の廃寺と再建を繰り返してきたという。境内は長く藪で覆われてしまっていたそうだが、昭和6年に隣町で住職をしていた亡き父が再建を決意し、手作業で整備をしたのだという。そのときに、「宗派を問わずに見に来ていただける」と7万本ものアジサイを植樹。現在では、初夏を迎えるころには2万本ほどのアジサイが咲き誇り、多くの参拝客が集まるのだという。

12歳で出家し、昭和58年に先代の住職である父が亡くなった後、お寺を引き継いだという住職。柔らかな人柄で捜索隊と受け答えしながら、「いつ参拝にいらしてもお花を楽しんでいただけるように」と境内を案内していく。春はシャクナゲ、秋にはモミジなど、敷地のいたるところに花木が丁寧に植えられている。歴史あるお寺を再建した父から受け継ぎ、「より多くの参拝客に喜んでいただきたいんです」とにこやかに語る住職。

©️ABCテレビ

その本殿には、参拝客が直接手に触れることができる“パワーブッダ”や、“愛の将軍地蔵”といった、住職のアイデアに満ちたものがズラリ! はたして、所や林も驚きの連続となった本殿のようすとは…⁉ 

ABCテレビ・テレビ朝日系列で「ポツンと一軒家」は、毎週日曜ごご7時58分から放送中。TVerでも無料見逃し配信。

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