「見せ算のために大阪に残った」さや香・新山が明かす東京移籍の真相 初出場のM-1は「大人の中に子どもが混じってる感じやった」

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この春から活動拠点を東京に移したさや香の2人が、東京移籍の真相を明かした。大阪にいる間にどうしても食べておきたいという一品に舌鼓を打ちながら、意外にもガチで語った「東京に進出する理由」とは!?

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【動画】さや香をよく知る同期のオズワルド伊藤は「今年もM-1出ると思います(笑)」

昨年のロングコートダディ、マユリカらに続き、今年も吉本興業大阪所属の多くの芸人たちが4月から活動拠点を東京に移した。M-1グランプリ2023で最終決戦まで進んださや香もそのうちの1組だ。

大阪を離れる彼らが上京前に食べておきたい思い出の味を巡る企画で、新山が選んだ店は大阪メトロ本町駅直結の創作居酒屋「結 高橋家」。新山は6年ほど家族で通っているという。そんな思い出の詰まった店に、豪快キャプテンの山下ギャンブルゴリラとダブルヒガシの大東の後輩芸人2人を呼んで、思い出話に花を咲かせた。

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新山は後輩芸人に「ナメられている」と感じるそうで、LINEグループで食事に誘っても無視されると嘆く。既読はつくが返事がないと文句を言う新山に対し、大東は新山が誘いのメッセージを送ってから10分も経たないうちに「もうええわ」と締め切るのがおかしいと反論。スタジオゲストのオズワルド・伊藤俊介も、同期の新山のことを「メンヘラ男ですからね」と妙に納得する様子を見せていた。

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新山が上京前に同店で最も食べておきたかったという「本鮪中落ち巻(税込858円)」は、本マグロの身が溢れるほどぎっしり詰まった海苔巻き。待ってましたとばかりに頬張った新山は、「(マグロが多くて)米ない」と目を丸くしていた。

そして「なぜ東京に行くのか」に話題が移ると新山は「お金」と即答。そしてもっとガツンと稼ぐために俳優や歌、作家や経営などあらゆることに挑戦したいともビジョンを語った。新山がそこまでしてお金を稼ぎたい理由には、実は後輩芸人たちも関係していた。新山が語った夢とは一体…?

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東京進出を考えたターニングポイントとして新山は、2023年ではなくM-1グランプリ2022を挙げた。そこで堂々2位に輝いたとき、大阪に残ってもう一度M-1に挑戦するか、東京に行ってM-1のことは一旦忘れて頑張るかで悩んだという。そのときに浮かんだのが「M-1で“見せ算”がしたい」という考え。新山ははっきり「見せ算のために大阪に残った」と言い切った。そこから「最終決戦に進んだら見せ算をやろう」とプランが固まり、夏頃にははっきり「最終決戦進出=東京進出」と決まったそうだ。

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実はさらに遡ること5年前、M-1グランプリ2017で初めて決勝に行った時も東京進出がよぎったという新山。そこで見せた「歌のお兄さん」ネタがウケにウケ、大ブレイクする未来を思い描いていたという新山に、大東も同調。最初に歌のお兄さんネタを披露したライブを見ていた大東は「ここから地球壊れると思った」ほど笑いが起きていたと振り返った。

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「歌のお兄さんネタはもっと爆ハネすると思っていた」という新山の予想に反して、結果は微妙なものだった。“可もなく不可もなく”という点数に相当落ち込んだが、数年経って改めて大会を見直したとき、かまいたちや和牛、とろサーモンなど勢いのある30代ばかりの中にさや香だけが20代という状況に気づいたのだという。「大人の中に混じって子どもが出ている感じだった。そりゃ点数入らへんわという感じ」と当時を振り返っていた。

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一方、相方の石井が選んだ店は、お世話になった元先輩芸人がオープンした「魚貝まつうら」。絶品海鮮料理を堪能しながら石井は、東京進出は新山のプランだと語る。「流れに任せたらいい」と新山を信用する石井が明かした、相方への思いとは…?

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さらにこのあと先輩芸人である見取り図のリリーが偶然来店。東京進出の先輩でもあるリリーのアドバイスに石井が困惑した「上京前に行きたい思い出の味 大阪ラストグルメ」は海原やすよ ともこ司会のバラエティ番組『やすとものいたって真剣です』4月4日放送回でオンエアー。動画配信サービスTVerで無料配信中の同放送回後半ではさや香の石井が思いのたけを打ち明けている。

番組情報

~人生密着トークバラエティ!~ やすとものいたって真剣です
毎週(木)よる11:17

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