異色の経歴を持つドクターが働く大阪市北区の病院 廊下で薬や血液を運ぶAIロボットが活躍 最先端病院の救急救命の現場とは?

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昨年10月、大阪市北区に開業した『医誠会 国際総合病院』。手術支援ロボットのダヴィンチを導入した手術室をはじめ、廊下ではロボットが活躍する最先端の病院です。そんな病院の救急処置室で日夜奮闘しているのが、ベテラン医師の仲川晃平先生。

24時間体制で患者を受け入れる救急処置室は医師12人、看護師25人、救急救命士24人が所属するチームです。内科を専門とする仲川医師は高齢者の搬送が多い朝9時から午後5時までの時間帯を担当しています。救急患者の処置だけでなく、ご家族にも向き合い、対処していきます。

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大阪府豊能町出身の仲川医師は、テレビドラマ「白い巨塔」を観て医師を目指すことに。山形大学医学部を卒業後、循環器科の専門医となりました。35歳で渡米し、英語を学びながら2年かけてアメリカの医師免許を取得。医師が少ないアラスカの僻地や、ハワイの貧困層が暮らす地区の病院などで勤務し、11年後に帰国しました。そして、ある仲間との出会いによって、救急救命に進むことになったのです。

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日本語が話せない外国人患者の受け入れ体制を整えるために、救急チームで取り組んでいるのが研修会。医師、看護師、救急医、受付も参加して、外国人スタッフを患者役にした研修が始まりました。現場では想定外の出来事も起こります。受付から治療までいかに早く対応できるか、時間が重要になるのです。そんな時こそ仲川医師の経験が生きてくるのでした。

高齢者や負傷者など様々な患者が搬送される救急の現場。夜は交通事故やアルコール絡みで怪我をする患者も多いようです。

昼の勤務を終えたはずの仲川医師でしたが、本人たっての希望で夜の勤務にもつくことがあるのだそう。

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救急の現場で対応に当たる仲川医師の多忙な日々は、 4月6日 土曜 午前11時からの『LIFE~夢のカタチ~』でご紹介します。(ABCテレビ/関西地域で放送、TVer見逃し配信あり)

番組情報

LIFE~夢のカタチ~
毎週(土)午前11時

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